トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #95
【旅日記】
2019.2.17(日) 雪に誘われ百泉谷へ
今週は広州へ出張。春節直後だったため、訪問先の会社で商売繁盛の儀式を行っていた。テーブルには今年の干支である猪(ブタ)が中身を抜いて丸ごと供えられていた。 この後、総経理から従業員へ紅包(お年玉)が配られた。なんと、私にも!毎年渡すが、貰ったのは何年振り?嬉しいものだ。 |
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7:55 アパートを出発。目的地は、良くバスで通過する百泉谷。春節が明け、漸く北京に初雪が降った。広州へ出張している間に2度目の積雪。雪、雪、雪、、、で思い付いたのが、百泉谷のスキー場。急な山に造られた長城も、前々から、ゆっくり見たいと思っていた。 東直門バスターミナルから916快に乗車。車内はガラガラ。京承高速もガラガラ。思いの外、早く懐柔区に入った。そして、これがチョットしたトラブルの切っ掛けになった。上手くすれば、四季花海経由で延慶区へ抜ける1日/本のH51路に間に合うような時間。少し考え、バスの車窓から雪景色を楽しむことに変更し、南華園三区で下車。四区まで歩き、バスを待った。5分、10分、来ない。タッチの差で間に合わなかったようだ。しかし、運の良いことに100mほど先の青春路口南から元々計画していたH58路に乗車できた。しかも、40分間隔のバスに待ち時間ほぼ0で。 |
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H58路はG111を北上し、九谷口が終点。しかし、過去の経験では青龍峡道口でG111から右折し青龍峡へ向う。青龍峡まで行ってしまうと、戻るのが大変。歩道が無いので徒歩には向いていない道だが、景色がゆっくり見たいので爆竹が豪快に鳴り響く青龍峡道口で下車。 |
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10:00 バスの後を追う様にG111を徒歩で北上開始。 500mも進むと、1車線の山道になった。元々対面通行の道路だったので路肩が広い。それを良いことに、ガーブでは車線を跨ぎ、直線では追い越しを掛ける不届き者が実に多い!恐ろしくて仕方ない。 |
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10:11 河防口関景観台へ到着。雪が積もっていたからか、関の場所は分からなかったが、長城の景観が素晴らしかった。 |
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景観台で果物を売るオッチャン。皆スルーされるので横になって日向ぼっこ。 |
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スキー場が見えて来た。人影が見える。 陸橋の下にバスが見えた。どうやら、あそこがH58路終点の九谷口のようだ。 |
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急峻な山の稜線に長城。良く造ったものだ。登る気にもならないのに。 |
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この足跡、長城へ行ったのか? |
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10:20 スキー場入口。先ずは通過し直進。 |
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百泉谷の石碑が見えて来た。 |
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10:24 百泉谷石碑へ到着。ここは、九谷口関。 |
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この辺りは、植物の葉っぱの様な地形に7つの景区などがある。 |
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この岩山に良くスキー場を造ったものだ。感心する。 |
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脇道に足跡が続いていたので後を追ってみた。 |
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が、どんどん下り、先行き不明のためUターン。 北京の雪は超パウダースノー。滑って登り辛い。 |
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ゲレンデはガラガラ。時折滑り降りる人影が見える。日曜でも貸し切り状態。 と思ったが、競技会をやっていたためだった。 |
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10:46 椴樹嶺でUターン。暴走車に怯えたが、景色は堪能した。 |
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11:03 スキー場駐車場へ到着。 どのクルマもサマータイヤにキャリア無し。 |
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中にはガッツリオーバーフェンダーも。 |
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北京懐北国際スキー場。 道具持参の人は稀。ザッと見積もって50人に1人ぐらい。手ぶらで来るのが、北京スキーの基本のようだ。 |
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入場料は不明。電光掲示板に夜間58元と出ていたが、営業時間は17:00までらしい、、、入口近くの食堂で300元消費すると、1人分のチケットを貰えるようなのできっと高くないだろう。 リフト30元/日。 今の時期でも営業しているのか半信半疑で来たが、なんと!年中無休だった。でも、本当かなぁ??? |
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11:25 九谷口バス停で、長城を眺めながら11:40発のH58路が駐車場から発車するのを待った。 目の前のバスは北京南站行だった。地方から新幹線やって来る人もいるようだ。 |
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13:43 市内戻り、新疆料理屋で昼食。 青椒肉絲ぶっかけご飯が食べたかったが、無かった。残念。悩んだ末、肉を卵に変えたぶっかけご飯にした。 色目が悪い。ご飯もデカ盛りで、チョット食欲減退。しかし、食べ始めると美味く完食。 |
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そして、羊肉串を3本。美味かった〜。特にひと口目。これで合計30元は素晴らしい! 本日の歩行距離8.9km、11,872歩。上った階数6階。春節が明けた。さあ、トコトコ始めよう。 |