トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.8.29

 

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▼北京一卡通編 #741

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【旅日記】

2018.7.15(日)  仙人に出会った不老湖風景区

7:00 アパートを出発。もっと早く出発したかったが、乗り継ぎのバスが無い様なので遅めの出発になった。目的地は、密雲区の不老湖風景区。名前が気に入ったので。

 

8:25 密雲西大橋へ到着。予定通り。ここで密26路に乗り換え。時刻表は8:40発。ここに来るのは8:509:00

 

ところが、来ない!

9:30 漸く来た。時刻表によると、8:40の次は9:40発。ダメだこりゃ!

 

8:35頃、ガソリンスタンドのトイレに用を足しに行った。この時に通過したのかも知れない。

11:03 半城子で下車。ここから徒歩2.6km

 

曇り空で出発したが、すっかり晴れた。しかし、ジリジリ照りつける太陽に喜んでばかりもいられない。

地図アプリでルートを確認。バス停から少し戻った三叉路を左方向へ進むようだ。便利で有難い。

黄下路 X015。ここから先は夜間の立ち入り規制がある。

さすがに、ここまで来ると川の水がキレイ。

木陰は涼しくて気持ちが良い。

 

それにしてもこの電線、何とかならんのかい!

上り坂に差し掛かったところで、バスに追い越された。密27路だった。そんなバスもあったのか。見つけられなかった。

左前方にダムが見えた。あと少し。トンネルの向こう側の様だ。

短くて良かった。車も殆ど通らないし。

それに、涼しいのが嬉しい!

 

2人っ子奨励でトンネルのスローガンも変わるか?

石板に、1941年 ・・・ と刻まれていた。ここにも悲しい過去があったようだ。

11:31 不老湖へ到着。と思うが、半城子水庫とは書いてあっても、不老湖とはどこにも書かれていない。

先に行けば出て来るだろうと進んだ。

 

そこでまたバスに追い越された。今度は密28路だった。

色は今一つだが、ゴミは無い。ところで、風景区の入口はどこ?

釣り人が少々いたが、観光客はゼロ。静かで良いが、、、

 

ここにも湖の底に沈んだ村があったかも。

しかし、どこまで進んでも不老湖を示すものは何も無い。

 

湖まで歩いたら戻るつもりで来たが、バスが走っているならバスで帰ろうと、湖沿いの道を真っ直ぐ進んだ。

11:59 邵台橋。突き当りのT字路を右折すると密27路のバス停。ホッとしたのも束の間、バスの時間を調べると、次は13:20発。しかも、随分先が出発点なので14:00過ぎになるかも。

 

28路を調べると、バス停はT字路を左折し2kmほど先。更に5kmほど先が始発点で12:45発車。密28路もこの橋を通るが、湖の先の半城子までバス停は無い。もう一頑張り。

 

1時間しか歩いてないが、北京らしからぬ蒸し暑さでしんどい。

センターラインが無くなった。人影も無く心細い。

栗が実を付けていた。甘栗の季節が待ち遠しい。

バス停は山の向こう側。自然豊か。

また不老湖に近付いた。

12:33 バス停のある史庄子が見えて来た。間に合って良かった。何せ、12本、その2本目に乗るつもりで来たのだから。もし乗れなかったら、良くて橋まで、悪ければ半城子まで、もう1時間半ウォーキングなのだから。

ところが、バス停の場所が分からない。GPSはこの場所が0mと言う。日陰でごろ寝しているオッチャンのいるここが?

 

聞くと、ここで良いとのことだが中々バスが来ないのでヤキモキする。

13:17 バスが来た!良かった!これで帰ることができる。

 

帰りは、これまでの学習成果を発揮。日曜日のこの時間帯の980快は必ず満席になる。始発の密雲汽車站は待ち客が大勢で乗車まで相当時間が掛かる。そして、行列が出来ていても空席を作って発車する。そこで、密雲汽車站の次のバス停で乗り換える作戦。これが大成功。直ぐに乗れて、しかも座席も確保。案の定、密雲西大橋よりも随分手前から満席で立ち乗りになった。

不老湖を示すものは最後まで出て来なかった。しかし、密28路で仙人髭の老人に出会い、満足した。

 

本日の歩行距離8.9km12,836歩。上った階数2階。暑い時に無理は禁物!

 

汗だくになったので、直ぐに洗濯。しかし、洗濯機のドアノブが壊れて取り出せなくなってしまった。修理を頼み、直ぐに直ったのは助かったが、部品代を100元も請求された!

 

▼後日記−記憶から抹殺したい燕落古城

20.8.29(土) 曇

 

7:20 アパートを出発。目的地は、密雲区の燕落古城。

アパート横の広場にテント村が出来ていた。例年何度かやっているが、今年は初めて。ここにもCOVID-19の影。

 

東直門バスターミナルから980快車に乗車。密雲西大橋で密19路に乗り換え。このバスが1時間に1本と少ない。9:35車庫発車の便に間に合うことを祈る。

9:07 密雲西大橋へ到着。久し振りに来たが、変化なし。

 

京承高速に並走する高鉄の建設が進み、車窓からの風景は随分変化していた。

 

次のバスに備え、先ずトイレ。

トイレの前に野菜販売の三輪車。主は不在。トイレか?デッキの姿からすると、ここで商売?大胆だな〜。

「乗せろ」、「トランクがいっぱいだからダメだ」と、朝っぱらからバトル。

 

結局、無理矢理トランクを押し込み乗車。とばっちりを受けた人は災難。

10:03 余りに遅く心配になり、スマホで発車時刻とルートを再確認し始めた所に密19路が来た。

 

車庫から西大橋までの標準時間は13分。それが、28分。明らかに異常。

 

前方の良い席に座れたが、直ぐに満車になった。危ない、危ない。

11:37 燕落三站へ到着。

 

遠かった。

直線なら大した距離ではないが、水庫を大きく迂回するので遠い。密雲西大橋から燕落三站まで、実に62.7km

 

途中まで、北古水鎮などへ向かう多くのバスと同じくG101京密路を北東へ向って進んで来た。しかし、多くのバスが G101から離れ脇道の村に寄ることに対し、密19路はG101を真っ直ぐ走るので早くて快適。

 

不老湖の帰りに通った不老屯の街を通過した所で、髭仙人を思い出した。元気だろうか?

地図によると、バス停北の共産党支部の裏辺りが目的地。

 

右に回ってみた。

極悪路の坂を上る。

 

ここまでの所は初めて。

それらしいモノが見当たらないので地図をチェック。

 

あれ、既に150mも行き過ぎ。しかし、それらしい所は見当たらなかったが、、、

地図を頼りに村へ闖入。

 

この辺りの筈だが、、、

それにしても道路が強烈。

村の中をうろついてみたが、手掛かり無し。

何処へ行っても全くダメ。

スマホは、塀の向こう20mが目的地と言うが、、、

 

先ほど家々の屋根を見下ろした正面の石垣の方がそれらしい。

向こう側に回ってみても、、、あったのは畑。

村の中心らしき道を進んでみた。

通り抜けたが同じ。

通り抜けた所にも石垣。これが往時の名残?

 

ネットで見た燕落古城には、今にも崩れそうな門があった。既に崩れてしまったのか?

 

目的地に入れないことはチョイチョイあるが、見つからないのはほんの一握り。参った、参った。

雲峰山が綺麗だった。

 

目的地を“雲峰山が綺麗に見える村”に変えるか。

しかし、こんなところも走るんですなぁ。

バス停で帰りのバスを待っていると、前を牛の親子が通過。実に長閑。

12:34 バスが来た。車庫発は12:30。フライングじゃないのか?

 

同じ運転手だった。早く帰りたいわなぁ〜。

15:55 東直門バスターミナルへ到着。30分ほど早く着くかと思ったが、渋滞が激しく密19路を待つ間に予想した時間になってしまった。

 

交通カードに100元チャージし、遅い昼食。今週は、2月に北京へ戻ってから初めて飛行機で出張。行った先の上海郊外で、久し振りに食べた黄燜鶏米飯が殊の外美味しく、味と値段を北京と比較したくなりバスターミナルのフードコートに向かった。

オヤジはカウンターの外でスマホに夢中だが、味は良い。値段は上海よりも少し高い。選んだ大盛は26元。トッピングは一種類3元だったが、始めてなのでパス。次回は、小盛20元にトッピング2種類にしよう。近所には他にも店があるので、そっちへ行くのが先かな。

鶏から骨を取り除くことが面倒でご無沙汰していたが、ブレイクポイントになりそうな予感。

 

この店には豚の排骨もあった。少々気になる。他の店も。最近はこのフードコートで食べることが少なくなった。また通い始めよう。

テントの店がオープンしていた。しかし、客は疎ら。ショッピングモールのテナントが外に出ただけだからか、暑さのせいか?ピンバッジは気になった。

 

本日の歩行距離5.1km7,508歩。上った階数1階。今日の大失敗は記憶から抹殺したい。



 

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