トコトコ中国バスの旅

 

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Update : 2008.9.15

 

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▼潮州 −歴史と料理を楽しむ [2008.9.5(金)、6(土)7(日)

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【旅日記】

2008.9.5(金)  ゴキブリ、傘忘れの、暗雲立ち込めるスタート

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8/31、「旅行をしてみたい」と言う友人達に誘いのメールを出した。目的地は、潮州と梅州の2ヶ所。「詳細スケジュール」として、次の通り連絡。いつもこれくらいしか決まっていないものである。

9/5(金) 夜遅く広州出発

9/6(土) AM 潮州を歩く。PM バスで梅州へ移動し、梅州を歩く。夜 客家料理を食べてバスに乗る

9/7(日) 朝早く広州帰着

但し、今回は潮州の歩き方を決め、両地点の情報をインターネットで調べ、参考になりそうなURLを添付した。

参加表明頂いたのは6名。うちお二人は風邪を召され、今回はパス。私を加え、計5名のツアーになった。

出発前に皆で夕食(←)。SSさん(左端)、NMさん(右端)は今回パス。金欠らしい、、、

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19:45、仕事が長引き漸く帰って来た。家でご飯を炊くつもりだったが時間が無くなってしまった。

先に帰られた皆さんも誘い、家の近くのファーストフードで夕食。OKさん(左)は家で焼酎を飲んで来たらしく、既に出来上がっていた。

家の直ぐ前だが皆行った事が無いと聞いていた。私はつい先日、ゴルフ帰りに初めて行った。看板の“牛腩粉”のほか、胃袋を煮込んだ“牛雑”が美味しかったのでここにした。主食は思い思いに頼み、つまみは “牛雑”と“大腸” を私がチョイス。“牛雑”もイケたが“大腸”は更に美味かった。ビールの友に最高!良いもの見つけた。

皆満足して家に帰り、旅支度をした。

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15:00頃、広州は酷い雷と豪雨に襲われた。この所毎日同じ様な状況が続いている。天気予報によると、明日も同じだとOKさんが言っていた。

夕食の時には上がっていた雨が、家に向う途中でポツポツし始めた。シャワーを浴びていると、シャワーに負けないぐらいの音が外で始まった。拙い、雨だ。しかも、大雨だ。

明日は晴れる事を祈り、傘をさして出発。

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OKさん、KRさnとは、9:30に珠江新城バスターミナルで待ち合わせ。

5分前に行くと、赤ら顔のOKさんが暗がりから、ス〜っと登場。ビックリした〜!

約束の時間ギリギリに、KRさんが走ってやって来た。これで全員揃った。

5分ほど待ち、乗車。いよいよ旅が始まった。

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席に着くや否や、KRさんが叫びながら席を移った。「ゴキブリが、、、」

我が家でも良く見る小ぶりのゴキブリが走り回っているじゃない。しかも10匹じゃあ利かない。気持ち悪り〜。

色々な物を食べてポイポイ捨てる人が多いからこうなるのも頷ける。

それにしても、最初がこれじゃあ先が思いやられる。計画通り帰って来れるだろうか?

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886路のバスを人民日報華南分社で降り、体育西路を北上して潮州行きバスが出発する天河大厦に向った。

おやっ?KRさん、元気ないね。

バスに傘を忘れちゃったそうです、、、益々拙い。ゴキブリショック?

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出発前恒例のファミマへ。いつもならここでビールとお握りを買うが、腹一杯で買う気がしない。が、品揃えだけはチェック。

腹一杯で良かった。お握りはたったの一個、しかもハム何とかと言うやつで、好みじゃない。

KRさんはもちろん傘を購入。これで元気を取り戻した。この傘、全面に“Family Mart”のロゴが入っていて、ちょっと格好良いが20元ぐらいするらしい。

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天河大厦でKGさん、SRさんと合流。これでツアーメンバーが全員揃った。

参加表明後、風邪でダウンのためリタイヤされたSUさん、HRさん、次回宜しくお願いします。

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前夜、潮州までのチケットは買っておいた。180元。桂林まで170元なので、やけに高い気がする。座席は1番から連番。未だ誰も買っていないと言う事だ。慌てる必要は無かったか?

しかし、全員揃ったこの時、チケットを売る窓口は全てクローズしていた。チケットを持っていないと、ちょっと焦る事になっていただろう。準備しておくに越した事は無い。

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10時を過ぎ、雨が降っていても気温25℃。広州はまだ暑い。

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チケットに印刷された7番ゲートで待っていたが、一向にバスが来ない。このゲートは「汕頭」行きになっているが、他は全く方向が違うので間違いないだろう。

暫くすると、兄ちゃんが何やら言いながらやって来た。「潮州」と言うと、「あれに乗れ」と、肇慶行き1番ゲートのバスを指差した。

まったく。事情の分からない外国人には相変わらず難易度が高い。

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ドライバーの横から乗り込むと、目の前に階段があり、そこを上れと指示された。

座席は左2列、右1列。幅広のゆったりした皮シート。当然リクライニング。OKさんの席はリクライニングが壊れていていつも倒れた状態だった模様。

1番から3番は最前列。ここはドライバーの頭の上。つまり、前方視界は最高のポジション。しかし、流石にワイパーは無いので少々見難いが、夜中なので余り関係ない。それよりも、日中は道路標識などが目に飛び込んできて恐ろしいんじゃないか?そっちの興味が大きい。

乗り心地も良く、180元も頷けるが、400kmごとき、もっとボロバスで十分。

バスは定刻に出発。案の定、車内はガラガラ。

 

2008.9.6(土)  歴史、風景、食事を思う存分楽しんだ長〜い一日。辛〜い一日でもあった

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4:45、潮州へ到着。

昨夜、天河大厦を出発したバスは、ノロノロと市内を走り、天河客運站に滑り込んだ。ここで少し客を乗せ本格的に出発。ここで分かった事は、天河大厦のチケット窓口でチケットを買えなかった人は、車掌かドライバーに現金を払い乗り込み、それがポケットに入らない様に天河客運バスターミナルで小姐が回収していた。色々な場面で目にする不正防止の仕組みだ。もっとも、どれだけ機能しているかは不明だが。

潮州へ着くと「早く降りろ」とせかされた。バスを降りると、どこでも同じだが客引きが行く手を遮る。それを押しのけ広い所へ出て一息つく。う〜ん、ここはどこ?

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「とりあえず何か食べよう」と、バスターミナル前の大通りを、明かりの方へ歩き始めた。

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余り気を引く店が見つからない。どんどん歩いて行ったが、店の明かりすら見えなくなったので、バスターミナル近くのこの店まで引き返した。

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お粥と面の店だ。皆、面を頼んだ。

出て来たのは、これ。魚のすり身団子と海苔の入った、薄味の面。5/杯。

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朝食べるには丁度良かったよね。

隣に座った兄ちゃん2人が摘んでいた、豚肉、ゆで卵、油揚げも食べてみたかったが。

直ぐ隣に病院が有った。ちょっと古い地球の歩き方の地図で病院を探す。有った。病院が新しいので今一つ不安だが、病院の位置が変わっていない事を祈りながら開元寺が在ると思われる方向へ歩き始めた。

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遠くにマクドナルドのマークが見えた。意見が一致し、マックへ行った。

コーヒーなどを飲み一息。本当の旅は未だ始まっていないのだが、、、

マックで休んでいると外が明るくなって来た。すると、街角には色々な屋台が現れて来る。マックの前に現れたこの屋台、汕頭で食べた“腸粉”と同じ様なものを出していた。それと共に目を引いたのは、名物の工夫茶。小さな湯飲みで飲んでいた。残念ながら腹一杯で手が出ず。

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この道の突き当りが西湖公園。バスターミナルは西湖公園までの中間地点だった。

この交差点(環城西路×新橋路・開元路)を右方向に行くと開元寺。

大きな交差点だが信号は点灯しておらず。節電?

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開元路の脇道。古い町並みが見えて来た。心が弾む。

潮州の歴史は古く、413年(東晋・義煕9年)に義安郡が置かれ、591年(隋・開皇11年)に初めて潮州と名付けられた。その後何度か改名されることはあったが、758年(唐・乾元元年)以降は一貫して潮州の名称が使われる様になり、広東東部における経済、文化の中心として発展を遂げ、潮劇、潮州刺繍、陶磁器、潮州工夫茶など地方色豊かな文化を生み出したそうだ。

そして何よりも、本場の潮州料理に期待が膨らむ!

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道端には屋台が軒を連ねる。

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6:15、開元寺へ到着。

夜が明けたばかりだが門前には線香売りの屋台が並んでいた。

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738年(唐・開元26年)に建立された古寺。

1,1031uの敷地に四合院式の建築群が残されている。

唐代の石刻も多い。

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明代以降、開元鎮国禅寺となり、清代に略して開元寺と呼ぶ様になった。

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屋根の塑像が素晴らしい!陶磁器が有名なのも頷ける。

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朝早くからお参り。毎日こうしてらっしゃるんでしょうな。

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門の両脇から大きな仁王像が睨みを効かす。

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大雄宝殿

ここを巡る階段とその前にある月台には、釈迦の出家にまつわる話や珍獣などを題材とした78枚もの石刻が残されている。

そしてここには、清の乾隆帝から下賜された大蔵経など、貴重な文化財が数多くある。

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どの屋根もカラフル。

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造詣も緻密。

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仏像も金ピカでハデ。

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供え物を置くテーブルの角に写真が一枚、、、

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美しい小姐。一体何だろう?

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壁には例の石刻。

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中に新しい建物があった。

前に一対の象、何故?この疑問は数時間後に答えが出た。正しいかどうかは分からないが。

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素晴らしい彫刻。

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観音閣

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開元寺を出た所で、左足に違和感を感じた。嫌な予感。

なんと、靴の踵がパックリ口を開けているじゃない。KRさんを襲った不運が、どうやら私に乗り移った様だ。

歩くとグニグニ、パコパコなり、気持ちが悪い。早く修理したい。

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開元寺前の広場で太極拳をやっていた。

我々も仲間入り。

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湘子橋方面に向け進むと、大きな鳥居が現れた。

鳥居まで行くと、奥は旧市街だった。

鳥居もそうだが、町全体を修復しているのだ。観光客の我々にはテンションの下がる光景。

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湘子橋方面は旧市街が続く。こっちの方が圧倒的に楽しい。

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パイナップル売りのオッチャン。皮むきに精を出す。

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皆さん朝食はもちろん外食です。

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魚屋も面白い。

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路地の向こうは生活の匂いがプンプン。

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城壁に楼閣が見えて来たところで益々人が多くなってきた。

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オバちゃんが、「名物だよ」と言って売っていた。大2元、小1.8元。

匂いを嗅ぐKYさん。それでも何か正体は分からない。

「まあ試しに」と、大を一つ買った。何かの葉っぱに乗ったその物体、口の中に入れ噛むと柔らかい。ピーナッツバター味の草餅ってところ。恐る恐る手を出したが、美味しかった。ラッキー。

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このオバちゃんの店の中では、オヤジ2人が大きな声を出して気功の様な事をやっていた。

気合満々で面白かったので、皆で写真を取った。

草餅も食べ終わったので城壁方向へ歩き出したら、写真奥のオヤジが携帯電話を握り締めて、「写真を撮っただろう、警察に訴えるぞ」の様な雰囲気で纏わり着いて来た。当然金目当てだ。ほかっておいたがとてもしつこい。終いに町の人が取り押さえてくれた。

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オヤジから解放され城外へ。

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城壁、楼閣とも新しく、興醒め。

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少し離れた所に立派な楼閣があった。これは期待できるかも。

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城壁を出た所にあった潮州市のガイドマップで現在位置とこの後の動きを確認。

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川に出ると、湘子橋が見えた。この橋は西側と東側を分けて作られ、西側が1170年(南宋・乾道6年)から1226年(南宋・宝慶2年)に掛けて、東側が1190年(南宋・紹煕元年)から1206年(南宋・開禧2年)に掛けて架けられた。

趙州橋(河北省趙県)、洛陽橋(福建省泉州)と共に、中国三大古橋に数えられている。

地球の歩き方によると『造られた当時は済川橋(明代に広済橋と改称)と呼ばれ、固定式の橋脚を使った梁橋と船を橋脚代わりに使った浮橋を組み合わせたユニークな構造をしていた。1958年の改修工事で浮橋部分が梁橋に変更され現在の姿になった。』とあるが、その写真は目の前の橋とは似ても似つかない。どうもここ数年の間に、昔の姿を復元した様だ。それにしても、湘子橋なのか広済橋なのか、いったいどっちだ?

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城壁に洪水時の水位が示してあった。

右側は実際にあったもの。左側は、50年に一度、100年に一度、と大洪水を想定したものだった。

楼閣の下のトンネルは分厚い板が降りて来る仕組みになっていた。これで100年に一度の水位でも大丈夫?

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7:00、さあ湘子橋を渡ろう。

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ところが、まだ開いていない。

遠目に見た看板には、“10:00〜”と書いてある。まだ随分時間が有る。ルートを変えるしかない。

入場料を見ると、60元になっている。本当?信じられないなー。この値段じゃあ開いていても渡らないかも。

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広済楼

湘子橋の延長線上にあり。昔はここが町への入口だったのだろう。

城壁に上る事は出来たが、広済楼も未だ開いておらず。残念。

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広済楼の足元に建つお寺。

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ここも屋根の塑像が実に素晴らしい!

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新旧入り混じった住宅の風景はとても面白い。

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オヤジに絡まれた朝市だ。

地元民がほぼ100%、これが日常の風景だろう。

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白壁が美しかった。観光スポットかな?

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城壁の上から、捜し求めていた雑貨屋を朝市の中に発見!

オヤジに見つかるとまた絡まれるかも知れないが、接着剤が欲しいので下りて行った。

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色んなものを売っていた。

オバちゃんの売り文句も凄い内容だった。

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有った、有った。これで靴の修理ができる。

聞くと、1元、2元、3元の3種類がある。目的を伝えると、3元のこの瞬間接着剤を強く勧められた。

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日本で見慣れたタイプとは違い、一度封を切るとノズルの穴を固めないと塞がらない構造だ。

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ハサミでノズルをカットして貰い接着作業開始。

オバちゃんが手伝ってくれ、修理完了。余った接着剤でもう一方の靴も補強。これで万全だ!

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歴史を感じる四合院の住宅群。

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お年寄りが集まり朝茶。いつまで続くのかな?

靴が直ると足取りが軽い!

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復路で渡る予定だった韓江大橋を渡った。

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潮州八景のひとつ、鳳凰時雨が見えて来た。

その向こうには、鳳凰塔だ。

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ここに行きたくて道端のバイクのオヤジに行き方を聞いたら、まんまと嘘を教えられた。

残念だがこの風景で我慢。

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水面に反射した朝日が眩しく、綺麗だった。

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皆元気満々。

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湘子橋が遙か彼方に見える。随分歩いた様だ。

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鳳凰塔が近付いて来た。鳳凰塔には行ってみよう。

ところが、ここでまた靴が壊れた!さあ困った。

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橋の上で釣りを楽しむオッチャン達がいた。

釣竿は正真正銘の“竹”にリールを付けたもの。それで釣れるのかい?

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と思っていたら、直ぐに釣れちゃいました。しかも、結構大きい。

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驚いていたところに、もう一人のオッチャンも当たりが来た。

こっちは、もっと大きいのを釣り上げた。恐れ入りました。

この獲物、この後どうするのだろう?やっぱり収入源かなー?

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偉大な中国共産党万歳!

と、煙突に書いて有りました。

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鳳凰塔

韓江東岸、韓江大橋の袂に建つ高さ47.72m、七層八角のレンガ造りの仏塔。

1585年(明・万暦13年)創建。1691年(清・康煕30年)に再建され、1990年に全面修復された。

塔の内部にある螺旋階段を使って頂部まで上れば、潮州市内の景色を一望する事ができる。

潮州八景の龍湫宝塔は、もともと韓江の中洲にあったものだが、清代の洪水で破壊されてからは鳳凰塔を中心とする風景を龍湫宝塔と呼ぶ様になったそうだ。

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鳳凰塔近くのカーブにヘルメットの屋台。

屋台はカーブの外側にあり、必ず目に入る良いポジション。でも売れている様子は無かった。

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ここはバイクの数が半端じゃない。ベトナムにいると錯覚しそうなぐらい多い。

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鳳凰塔足元の水門から。

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鳳凰塔足元の鳳凰塔足元の涸渓村。

タイムスリップした様だ。

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8:15、漸く到着。地図には近く書いてあるが、実は遠い。

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きれいな鱗雲、広州じゃあ見た事がないなー。

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地球の歩き方によると、この塔には登れる。しかし、門に鍵が掛かっている。チケット売り場らしき所もあったが開いていなかった。

くたびれた事もあり、暫く日陰で涼みながら観察しているとチケット売り場らしき所に動きがあった。

そこに行き塔に登れるか聞いてみた。チケットを買えば登れると言う。4元。湘子橋の60元が益々信じられない。

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いよいよ塔の中へ。

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早速急な階段。

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そして急な螺旋階段が最上階まで続いていた。

パコパコ口の開いた靴の私には非常にツライ。

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最上部に到着。

さきほどの涸渓村の全景が先ず目に飛び込んで来た。上から見てもワクワクする。

 

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潮州市全景が見事に一望できた。

同じ高さで撮ったつもりだったが、、、へたくそ

 

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水門とヘルメット屋台

塔を降りてからはこの道を韓江大橋まで引き返し、坂を上ってタイ様式のお寺の泰仏殿を目指した。この行程で私の左の靴から靴底が完全に分離。折角なのでナイキ エアーの構造を勉強。10年以上経ってもエアーが入っている事に少々感激。

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9:20、泰仏殿へ到着。

1991年、タイ華僑・謝慧如の献金によって建立された。

良く見ると、ここも開元寺だ。・・・朝見た開元寺の象と仏殿も、きっとこのタイ華僑さんの献金に違いない!

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中国にいるとは思えない。

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高さ3m、重さ1.5tの立派な銅製仏像。

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皮の変わりにステンレスを張った面白い太鼓の鼓楼。

反対の位置には鐘楼があった。

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奥の山の中腹にも鐘。ここからは潮州市内が見える。

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山頂には巨大な象の様な岩。OKさん、お元気ですね。

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隣の慧如公園の展望台。OKさんはここにも登りたかった様だ。

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泰仏殿から韓江大橋の袂に歩いて戻った。

たった1cm靴底の高さが違うだけで、これほど苦しいとは。右足と胴体の付け根がズキズキする。湘子橋の少し向こうの韓文公祠が次の目的地だがもう歩けない。皆さんを道連れに、マイクロの路線バスに乗った。

とりあえず乗ったが、料金体系どころか停留所すら分からない。そうこうするうちに湘子橋を通り越したので1/人渡して降りた。本当は角の世界だったかも。

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10:10、韓文公祠へ到着。

韓愈を祀るために韓江の東岸、筆架山の麓に建てられた祠廟。

韓愈は唐代の有名な文章家で、唐宋八家の一人にも挙げられる人物。貞観年間に官史となったが、剛直な性格で皇帝に逆らい、819年(唐・元和14年)潮州に左遷された。潮州在任は僅か8ヶ月であったが、儒教に基づいて善政を実行したため、その功を称えて999年(北宋・咸平2年)に祠廟が建てられた。

貴重な石碑が40面あり、他所から写し取って来た韓愈自身の墨跡もある。

韓愈が自ら植えたとされる木があり、これが潮州八景の一つ、韓祠橡木だ。

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10元払って入場。また山だ。

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潮州八景の一つ、韓祠橡木はどれ?結局分からずじまい。

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立派の石盤が並んでいた。

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漸く辿り着いた。

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韓愈だ。

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失礼だが、博物館の人形にしか見えない。

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ガイドの話を盗み聞きすると、ここに並んでいるのが貴重な石碑だ。

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立派な記念館もあったが入れなかった。

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祠の更に上にも行ける。

足が辛いがここまで来て良い眺めを見逃しては悔しいので皆に付いて上ったが、木が邪魔で眺めが悪い!

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韓文公祠を後にした我々は、門前通りを湘子橋に向って進んだ。

みやげ屋が立ち並び、呼び込みが激しい。

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どこもだいたい同じモノを売っていたが、何か良く分からない。

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冷たい物が飲みたかったが、冷えた物を置く店が中々見つからない。

暫くすると、先頭チームがこの店に立ち止まった。冷えた物が見つかったのだ。

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それがなんと瓶コーラ!

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皆狂ったように一気飲み!

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私は対抗してスプライトにしてみた。

200ml1元。瓶を持って行ってはダメと、キツク言われた。それほど危なそうに見えたか?

炭酸も抜け気味だし、この量ならゴクゴクと一気に無くなる。子供の頃はこれで十分だった筈だが。

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この店の本業は食堂。

店頭のケースに魚介類を並べ、氷を豪快に乗せ冷蔵。

食べて行けとセールスされたが、ちょっと引けた。

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10:50、湘子橋にやって来た。もう渡れるが、本当に60元もする!

橋一つに60元は全員たじろいだ。しかも、格好は良いがピカピカで歴史が感じられないので乗り気がしない。しかし、次の目的地は向こう岸。この橋を渡らないならバスを使う事になるが、それも面倒。協議の末、全員渡る事にした。

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入口も近代的で味気ない。

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巨大な石柱。最初の橋の梁だったそうだ。

これは見応えあり。

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こうやって見ている分には素晴らしい!

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しかし、渡ってみると、どこもかしこもピカピカで、ガッカリだ。

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これが三大古橋の一つとは、、、三江の風雨橋の方が圧倒的に素晴らしい。

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『浮橋部分があった頃は、3月になって韓江が水かさを増し、18艘の船を繋いでいた浮橋の部分がうねる様を龍に例え、その景観を湘橋春漲と称した。』と、地球の歩き方に書いてあるその写真に船はいない。

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が、今は18艘の船が再現されている。

しかし、船と船は分厚い鉄板で繋がれており、龍のうねりは見られそうに無い。

朝この橋を見た時は船両端にいただけだったので、てっきり渡し舟がいると思った。それに加えて、ここに立った時には、分厚い鉄板見て朝見た姿さえ忘れてしまっていた。

写真左奥の船でオヤジ達がトランプをしていた。ここを通った時は集まって遊んでいるだけだと思ったが、帰宅し朝は船が繋がっていなかった姿を見て、オヤジ達は18艘の船を繋ぐ作業員である事に気付いた。失礼しました!

毎日繋いで外すから橋を通れる時間が短いんだ。

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状況が分かると謎が解けて来る。

東側の橋の先端に、ロープを巻き取る大きな機械が有った。今は使われていないが、往時はこれで船が流れていかないように繋ぎ止めていたようだ。

他の2つの古橋に興味が沸く。まさか同じ様な復元橋だったりして。

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この辺りの名物?置物も売っていた。

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西側へ渡りゴール。

残念ながら、このレプリカに60元の価値は感じられなかった。

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広済楼の脇から城壁に上り、北閣仏灯を目指し朝と逆方向に歩き出した。

広済楼に開いているが、誰からもその声は無く、パス。

暫く歩き、人気の少ない所まで行くと城壁の内側に落書きが現れた。とても上手で感心。

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北閣仏灯の目の前まで辿り着いた所で行き止まりになった。

どうしょうも無いのでトボトボ戻り、一番近い門から場外に出た。それでも往復1km近くロス。足の痛い私には辛い!

戻る途中で生まれたての子犬に出会った。

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12:00、漸く北閣仏灯へ到着。

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北閣は韓江に沿って建てられた建築群の総称。

宋代に創建が始まり、何度も廃棄、再建を繰り返し、1985年に現在の姿に再建された。

夜になると石灯籠に火を灯して韓江を行き来する船の道標とし、それを北閣仏灯と呼んだ。その灯りは8km上流からも見えたと言う。

現在でも韓江の上流にある鰐渡秋風、対岸の韓祠像木、韓江の下流にある鳳凰時雨や湘橋春漲などの見所を一望できるほど見晴らしが素晴らしい。と言うが、登りは辛い。

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ここでも結婚の記念写真を撮影していた。

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立派な腹の仏像。

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確かに素晴らしい眺め!

頂上に3階建ての建物が有った。そこに登ると更に素晴らしい風景に出会えたかも。

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潮州古城壁。これは古いものも残っている様だ。

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とにかく狭くて急な所だった。

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昼を過ぎた。「昼飯はまだか」と口々に呟く。

ここは潮州料理の本場。西湖公園へ向う道すがら、潮州料理の店を探すが出て来ない。

ここで右足の靴にも違和感発生!左と同じ症状が出た。暫く歩くと、靴底が完全に取れた。壊れたのには困ったが、10年以上経って左右ほぼ同時に、同じ様に壊れるナイキの品質に感激!

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12:40、西湖公園へ到着。

唐の貞元年間(785805年)に川を堰き止め造成。

初夏の緑の中、網を打つ漁師の姿や小雨に煙る秋の日の眺めは、西湖漁筏と名付けられ、潮州八景の一つに数えられている。

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かつて周恩来が救国演説を行った涵碧楼。

西湖公園の目的はここ。公園の外から眺める事が出来たので、公園には入らず先を急いだ。

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公園の前には骨董品屋が並んでいた。

商売と言うよりも、自分のコレクションを見せている様な感じ。

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この場所にちなんだモノも多い。

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昼食も大事だが、バスも心配。先ずバスのチケットを確保する事にし、バスターミナルに向った。

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今年は9/14が中秋節。町は月餅一色。

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13:00、バスターミナルへ到着。

広州からのバスが着いた所とは違う。こちらの方が確実な気がしたので来てみた。

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立派なロビー。

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次の目的地は梅州。

梅州行が有るか確認すると、有った。しかし、15:00発。ちょっと遅いが仕方ない。到着は17:00頃か?45/人。

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今回の旅に皆さんを誘った時に調べた情報によると、街の中に美味い潮州料理店が紹介されていた。少し離れているが、バスの出発まで2時間も有るのでそこに行く事にした。

13:30、その店に到着。ところが、昼の部はオーダーストップが掛かったところで、入店拒否!残念。

仕方がないので、バスターミナル方向に戻り、この店に決めた。ここは店先に水槽が有り、潮州料理が食べられそうだったのが決め手。

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潮菜かと聞かれ、そうだ、と会話をして受け取ったメニューだったが、イメージしていた海鮮類は少ない。

しかし、全員腹ペコで、そのメニューの中から美味そうな物を選んだ。・・・結局海鮮は何も無い、、、

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これ、スープも美味く、いつもの調子でオジヤにしようと、白飯を頼んだ。

頼んでから気が付いたが、もち米の料理を頼んでいたのだった。

白飯はおかしいと思ったのか、結局持って来なかった。腹は満足したが、それでもやっぱりオジヤにしてみたかった。

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ビールやコーラを飲んで、腹一杯になり174元は嬉しい!

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歴史文化名城か、、、寂しいな。

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上の看板の奥で見た、この風景の方が歴史を感じる。

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新市街はモダンな町。

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用水路に子供が集まっていた。

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流れている何かを取ろうとしている。

手に持っていたのは蛍光灯だった。

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かなり勇敢。

この後どうなったのかは分からないが、バスがここを通った時には誰もいなくなっていた。

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14:50、バスターミナルに戻り出発を待つ。

その間に待合室の中を観察。ここで市内観光ツアーの看板を発見。

一日ツアーが4種類有る。どれも85元で、昼食付き。しかも観光地の入場券も含んでいる模様。

湘子橋を含んだツアーも有る。それが本当なら、かなりお徳だが、、、経験的には素直に信じられない。

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ゲートが開いた。さあ、次は梅州だ。

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ところが、そのバスが何処にいるか分からない。

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指を指された方へ歩いて行ったら、いたいた。

指定席の筈だが案の定フリーシートになっていた。

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怪しかった空が、バスが走り始めると直ぐに泣き出した。

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暫くすると雨は上がり、ポツポツ現れる旧家が目を楽しませてくれた。

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梅州市内に入ったところで、また雨が降って来た。

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17:15、梅州へ到着。

大きなバスターミナルだ。先ずは広州へ帰るバスの確保。

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電光掲示を見ると、17:30に広州行がある。100元だ。やけに安い。

窓口で一番遅い広州行の時間を聞くと、22:00だった。それを5枚購入。こちらも100/人。安さにビックリすると共に、どんなバスが登場するのか楽しみになった。

5枚繋がったチケットを切り取りながら、お金と引き換えに配布。皆席を確認する、うち2枚が17:30発になっていて更にビックリ!

早速窓口に戻り交換して貰い事無きを得たが、気付かなかったら面倒な事になっていただろう。

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広東省最大の客家の町。その住居や料理はここにしかないものだ。

客家は1000年以上前に中原(中国古代文明発祥の地、現在の河北省南部・河南省北部・山西省西部)から移動して来た漢族だが、他との接触が少なかったので現在でも独自の文化、習慣、言語を持っている。

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バスターミナル前にレトロな家。レッドブルの看板が邪魔だなー。

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現在位置が分からず困っていたところに、この旅行交通図が登場。助かった。

バスがターミナルに入るところで、“総站”の表示を見た。それを頼りに探すと、市政府近くの交差点の角に在った。市のど真ん中だ。

観光ポイントが近くに無いか探したが、どれもこれも郊外だ。あわよくば客家の土楼にお目に掛かれないかと期待していたがとても無理な様だ。

とりあえず旧市街に入り、川を目指す事にした。

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広州の旧市街でも良く見る、軒のせり出した建物が続いている。

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狭く、ごちゃごちゃしていて面白い。

でも、折角の軒下に物を置いて通行止めするのは止めた方が良いと思う。

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脇道は更に狭くて面白そう。

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まだほんの少ししか歩いていないのに、靴の中がグチャグチャする。

こんなことなら、バスの中で脱いでいた靴下を履かない方が良かった。

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川に出た。近くにモダンなマンションが見えた。旧市街もこう変わって行くのだろうか?

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反対方向には立派な橋が架かっていた。

橋の向こうに塔が見えた。歴史的なモノかも知れない。雷がピカ、ゴロ鳴っているが、行ってみる事にした。

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剣英記念大橋、立派な橋だ。

赤い1Box、実は3輪車。この町にはピッタリのサイズだ。

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橋向こうの塔の建っていた公園。名前は失念。

ここも地図が有った。その地図を見て愕然とした。

そこには現在位置が記して有った。えっ?こっちが市の中心なの?

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どんな塔か分からなかったが、ここに来て本当の位置が分かり良かった。

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帰り道、後から我友人ソックリ(?)の彼が歩いて来た。

今回の旅では、自由業の人に多く出会った。この地方は住み易い様だ。

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バスターミナル側の川岸にはレトロな建物が並んでいた。

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梅州で客家料理を食べるのが今回の最後の計画。

私は豆腐が好きである。客家料理と言えば、当然豆腐だ。

18:40、川に向う途中で目星を付けておいたこの店に、疲れ果てた皆さんを誘導。

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看板の豆腐と肉圓(肉ダンゴ)を頼んだ。

この砂鍋に材料をタップリ入れグツグツ煮込んで出来上がり。

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この店には、このメニューしかない!

ダンゴが豚肉、牛肉、魚の3種類から選べる他は飲み物が有るだけ。これで何十年も続いていそうだから凄い。

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出来上がりが待ち遠しい。

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店の奥で炒め物の音がした。

そんなメニューは無い筈。奥を覗いてみた。

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そこには沢山の豆腐が寝かされていた。

炒め物の音は更に奥の部屋から聞こえる。

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正体は、彼女達の夕飯のおかずだった。

我々の隣で一家の夕食が始まった。

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さあ出来上がり。あらゆるものを入れて貰ったスペシャル。

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しっかり食べました。美味かったー。全部で85元は、大満足!

でも、本当は一家の食べ残した白飯でオジヤにしたかった。ちょっと鎌を掛けてみたが失敗。

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ここでは一人乗り三輪車も活躍していた。

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バスが出るまでにはまだ随分時間がある。20:00のバスに代えて貰う事も考えたが、とんでもない時間に着きそうなので、ゆっくり待つ事にした。

バスターミナルの周りでマッサージを探したが見つからない。そこに“仙人米反”の文字が飛び込んで来た。事前の情報収集でキャッチしていた客家人のおやつだ。

ちょっと興味あり。食べてみる事にした。

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スタンダードが1元。何やらスペシャルが3元。聞いても分からないので両方頼んで食べ比べた。

3元の方が甘い事は分かったが、なぜ3倍もするのかは分からず終い。

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時間が有り余っていたのでここでゆっくり休憩。でも仙人米反だけで居座るのも申し訳ないので、店先で鉄板を見つけていたタコ焼きが出来るか聞いてみた。

タコ焼きは一皿4つで3元。でも一皿じゃあ焼いてくれないそうだ。余り売れない様だ。「それよりも」と、この南瓜と芋のおやつを勧められた。

甘そうで、そう甘くなく、美味しかった。どっちも3/皿。

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近くにマッサージが無いか聞いてみたが、この辺りには無いそうだ。珍しい。

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20:35、もう行く当ては無く、歩く事にも疲れ、随分早いがバスターミナルで待つ事にした。

既にチケット売り場は閉まっていた。早く買っておいて良かった。

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梅州から広州は434km、直通180元、ベッド144元になっている。我々の買ったのは100元。分からない。

広州の上の“九龍”は香港のこと。香港まで130元は驚きの値段!

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KRさんが外の売店で缶ビールを3本仕入れて来た。バスの中で飲むためだと思っていたら、バスが出る前に全部飲んでいた。

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21:45、乗車開始。

チケットに番号が書いて有るのに車掌が場所を安排。何人か聞かれ、5人と答えたら、一番後ろに5人寝られるからそこに行けと言われた。そこは3列ベッド間の通路を潰して5人寝られる様にしたところだ。そこじゃあ窮屈なので最前列と2列目の上段を確保した。

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まともなバスだ。ベッドなのでゆっくり寝られる。これで100元は不思議。

出発間際に車掌が、広州に着いたら直ぐ降りるか、朝まで寝るか聞きに来た。大理の時の様に朝まで寝られるサービスも有るのに更に驚いた。到着時間を尋ねたら、3:00頃と言っていた。

バスはほぼ定刻に出発。その直後、KRさんがもぞもぞし始めた。早速ビールのお釣りがやって来たのだ。

 

2008.9.7(日)  とんでも無い時間に叩き起こされ、ゴール

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3:30、広州へ到着。

眠っていたところに、「着いた。降りろ。早く」と言われ、車掌に場所を確認して降りた。

それでも少々不安。暗くて周りの様子が分からない。バスに群がるタクシーを押しのけ、少し歩くと見覚えの有る風景になった。確かに天河客運站前だ。これで漸く安心してタクシーに乗れる。

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KGさん、SRさんとはここでお別れ。2台のタクシーに分譲して岐路に着いた。

全員無事帰って来ることができ良かった。

今回の予算は500元。支出は497元。消費率99.4%驚くほどピッタリだ!今回は詳細スケジュールを考えただけの事は有る、、、?

潮州料理は堪能できなかったが、その他は全員満足の旅だった。

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北京の藍島大厦のナイキショップで買った愛用のシューズ、長い間ありがとうございました。

これじゃあ直ぐに水が滲みて来る訳だ。

それにしてもしんどかった。次は良く点検してから出かけよう。

 

 

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