トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2019.4.7

 

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▼北京一卡通編 #104

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【旅日記】

2019.4.7(日)  ハクモクレンが満開の大覚寺へ

11:35 アパートを出発。目的地は海淀区の大覚寺。今日はアパート近辺の散歩に止めておこうと思っていたが、いつか行ってみようと考えていた大覚寺でハクモクレンが満開と知り、予定変更。

 

東直門内で635路に乗車。志新橋北で508路に乗り替え。頤和園近くの西苑で下車し、西苑北站まで徒歩約200m。いつの間にか巨大バスターミナルが出来ていてビックリ。

 

13:01 西苑北站へ到着。鳳凰嶺行きの346路を待つ。

13:55 北安河で下車。市内の路線バスでの移動は、とても時間が掛かる。

 

ここからは大覚寺まで徒歩2km

地図アプリでルートを確認し、村の中へ。辺りに大覚寺の位置を示すものは何もない。

 

民家が取り壊され、更地が広がっていた。ネットが掛けられているが、強風で砂が舞う。

 

バスの車窓から新興の高層アパートを幾つも目にした。北安河バス停の東側もそうだった。この村がそうなる日も遠くないことだろう。

時々、地図アプリで現在位置を確認しながら進んだ。

この写真は復路に撮影したもの。向きは、往路。

 

分かれ道。左はコンクリートで民家に入って行きそう。右はアスファルト舗装。地図アプリで確認するまでも無く、迷わず右を選択。

 

この選択が大失敗だった!

昔良く見た、ビニール袋が木の枝に絡みつく懐かしい光景。

 

それにしても汚い。

やってしまった!民家へ迷い込んだ。

 

大きなシェパード2匹に睨まれ、吠えられる。

 

電柱に「大覚寺」と書いてある。この辺りに違いない様だが、、、

地図アプリで現在位置を確認すると、ルートから少し外れている。

 

しかし、他に道が無いのでゴールを目指して前進。

 

正面に建物が見えた。大覚寺か?

喜んで進んだら、行き止まりになった!

 

柵の向こうへ行くには相当戻らなければならない。しかも、ここまで随分上って来た。下って、また上り。ガッカリ。

例の分かれ道まで戻り、左へ進んだ。

 

14:27 村の出口の先に大覚寺の看板が見えた。そればかりか、正面からバスが来た。633路。目の前にバス停があった。もう一本乗り継げば良かったか?

 

※いやいや、バスのルートと待ち時間を考えると、今日の選択が最良だった。

大覚寺路を進む。もう安心。

“西山風景長廊”なんてのもある。

長廊の起点。鳳凰嶺へ向うルートだった。

 

突き当りでUターンした時に見えた建物は、この右手。大覚寺ではなかった。

 

大覚寺は更に直進。

線路を越えた所で雰囲気が変わった。

 

正面に寺の壁らしき、赤茶色が見えた。

14:38 大覚寺へ到着。

 

大きな駐車場があるのにな〜。

入場料20元。見所豊富。のようだ。

 

(失礼だが、こんな所に)外国人のバックパッカーが数人いたのには驚いた。

正式名は、勑建大覚禅寺。

 

1068年、遼代建立の古刹。門は風水を取り入れ東向きだとか。

確かに満開!

 

ここのハクモクレンは、清の雍正時代に四川省から植樹されたものだとか。あれ?江西省からと紹介しているHPもあるぞ。

門前には店が並び賑やか。

農民が営む。素朴でホッとする。

煎餅。8元は観光地料金。でも控え目な設定だ。

北安河バス停到着目前で346路が走り去った。たった一本の路線。次のバスは、早くて20分後。もしかしたら30分?長期戦を覚悟し腰を降ろしていたら、10分後に来た。嬉しい誤算。良かった〜。

 

本日の歩行距離8.3km12,640歩。上った階数7階。近場のスポットへ行くには何か切っ掛けがいる。今日見逃すと一年後になるかも知れないハクモクレンは絶好の切っ掛けだった。見たのは、門の外からだったが。



 

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