トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2018.11.11

 

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▼北京一卡通編 #87

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【旅日記】

2018.11.10(土)  豊寧、一卡通で行ける最北地

7:15 アパートを出発。目的地は河北省承徳市豊寧満族自治県。目的は、一卡通で行ける最北の地へ行くこと。

 

北京の街は、今週から最低気温が零下に突入。市内には暖房が入った。銀杏の木は随分葉を落とし寒々と見える。何かにつけ、冬の訪れを実感。我旅もジャンパーを秋物から厚手のダウンに代えた。

先ずは、東直門から地鉄13号線で望京西へ。

 

平行きと同じバスターミナルだが、入口が違うので注意。

7:47 豊寧行きのバス停へ到着。またも待ち人多し。少々心配。

7:50 バスが来て乗車開始。平と同様、河北省分は現金払い。ところが、たったの3元で拍子抜け。

 

パンチ入ってるな〜。

 

8:00 発車。今回は無事1台目に乗れた。

8:43 唯一の停留所、懐柔汽車站へ到着。10人ほど乗って来た。満車だと思っていたが、結構空いていた様で全員着席。

外では、車庫を目の前にして故障したバスが左折レーンを占拠。

空には幾筋もの飛行機雲。

空気が澄んで、河防口長城がクッキリ。

しかし、寒々しい。

寂しくなった岩山の風景を眺めながら進む。

 

雲蒙山入口の劉家店バス停に「豊寧 100km」の標識。まだ随分ある。

9:47 湯河口バスターミナルを通過。何度か来ており、もう見慣れた風景。しかし、ここから先は喇叭溝門原始森林公園に行った一回きり。しかも、今日は更に先へ行く。楽しみ。

と、ワクワクしていたら、トイレ休憩になった。

 

10分ほど休み出発。点呼していたかな?

見るからに満族の村。

片側2車線の立派な道が続き、快調!停留所がないので乗用車と同じスピードで進む。こんな楽をすると、各駅停車のローカルバスの旅がバカバカしくなる、、、

喇叭溝門行きのバスをパス。前回はこのバスで来た。良く来たな〜。

10:25 喇叭溝門を通過。

喇叭溝門を過ぎると、道路標識の行き先が「河北 豊寧」になった。

大きなカーブで山の間を駆け抜ける。この道は素晴らしい。山裾に見える旧道を走っていたら、4-5倍掛かるのでは?

 

反対車線に、ジャンプ台の様な道路が見えた。建設を放棄したのかと思ったら、ブレーキが利かなくなった車の緊急退避ゾーンだった。恐ろしい。

11:57 豊寧客運站へ到着。100km看板でビビったが、割と早く着いた。

 

立派なターミナル。待ってましたとばかりに、タクシーの客引きがすり寄って来る。

 

長距離バスターミナルなので便利そう。草原に行くバスもあるかも。しかし、肝心なバスの姿を見掛けなかった。

バス停から見えた雲霧山には雪!気温2℃。初めて訪れた豊寧とは、そんな所だった。

道は立派で、、、

沿線は小洒落ていて、イメージが違う。

 

しかも、飯屋が無い!

バスターミナルの裏に回ってみた。旧道があったが、目ぼしい飯屋が無い。

街の中心までは約6km。ちと遠い。諦め、コンクリートの細い堤防を歩いてバスターミナルへ向った。

殺伐としているが、風景は結構面白い。

バスターミナル前に、ローカルバスが走っていた。もっと面白い風景に出会えたかも知れないが、乗り込む気にはなれず。

こんな立派なバスターミナルなのに近くに食堂が無いのは不思議でならない。

唯一あったのが、煎餅の屋台。腹は減ったが、気持ちは満族料理一色で煎餅を食べる気にはならず。

バスターミナルの中に最後の望みをかけたが、ハズレ。

待合室。暖かくて有難い。

 

12:00 出発。空席多し。

将軍だの、何だの、俗称を持つ岩が多い。この岩は、絶対「ゴジラ」岩だ!

帰路はここで身分証明証のチェック。同じここを通るバスでも、北京市発はノーチェック。外国人には理解不能だろうな〜。

先回りしたバスまで全員歩く。

長城を通過。このまま乗っていれば望京西へ着く。と思うと気が緩み、いつしか眠りについてしまった。

 

昨日、北京・天津間を車で往復した。金曜日の夕方に重なった復路は、検問で大渋滞。150km3時間。1時間ほど余分に掛かった。今日は順調だったが、往復347.7km、出発から帰着まで9時間は結構堪えた。

 

本日の歩行距離11.2km14,843歩。上った階数14階。目ぼしいものが何も無い所だったが、目的達成で満足。

おまけ@

北新橋・一楽屋の大阪焼。最近オープンしたらしいので仲間を誘い調査。大阪焼と称するお好み焼きが売り。猪肉香葱38元+麺10元。鰹節が躍り、ホッとする味。美味しかった〜!武之助が無くなり寂しかったんだよね〜。それに、近いのが嬉しい。

おまけA

東四十二条・秦唐味道の猪蹄。いわゆる豚足。少し前に羊肉泡を食べに入った店で偶然発見。満を持して、一楽屋から梯子。前回は山盛りあった(←)ものが、土曜の夜だからか、たったの一つしか残っていな。東直門バスターミナルの北に以前あった店の印象が強く、辛い味付けを想像していたが、いたってマイルド。ゼラチンの具合が、HOTEIのやきとり缶詰の様。ビールの摘みにピッタリ。一足18元。二足32元。



 

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