トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #45
【旅日記】
2018.1.14(日) 巩華城と沙河南休閑広場の朝市
7:35 アパートを出発。今日は休息日にするつもりだったが、昨夜、これからの計画を練っている時に巩華城を見つけ、気が変わった。なぜならば、最寄りのバス停が、一度行ってみたいと思っていた巨大な朝一と同じ場所だったから。 東直門内から635路に乗車し、積水潭橋北で345快に乗り換え。そして、沙河で下車。これで到着。何とも簡単で順調なこと。まだ8:41。 |
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NAVIでルート確認し、再開発真っ只中の住宅街を進む。 -7℃の世界で頑張るな〜。 |
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練炭の山を横目に進むと、全く前触れなく巩華城が現れた。 ゴミ箱の陰から子犬がこちらの様子を窺っている。随分警戒されたようだ。 |
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残念ながら中には入れなかった。広場に見える内部が気になる。 「30m以内は花火禁止」ってことは、ここで盛大にやるんだな。 |
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巩華城は明代の皇帝たちが北方を征服する際や、墓参りなどを行った際に泊まった場所。明代永楽十九年(1421年)、永楽帝朱棣は都を北京に移し、その後ここに仮の御所を建設しはじめ、皇帝とその子供たちが墓参りした途中に泊まる場所を作った。 成統元年(1436年)、仮御所は洪水により壊れてしまった。しかし嘉靖十六年(1537年)、世宗が沙河に駐在した際、同城を修復した。その際の修復作業は嘉靖十七年からはじまり、十九年まで二年間おこなわれた。 |
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来た道を戻ると、賑やかになっていた。 寒くても外で食べる!それがこの町の流儀のようだ。 |
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イチゴのやけに濃い赤、腹を上にした魚、ちょっと気になる。 |
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さあ、大勢の買い出し客に付いて沙河南休閑広場の朝市へ。 京蔵高速に架かる歩道橋へ登ってみると、市場の巨大さが良く分かる。 |
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歩道橋には沢山シールが貼られている。中にはSEXYなものも。 カンパを募るツーリストも。彼、人気なかったな〜。 |
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兎に角、何でも売っている。が、欲しいと思うものは無い。 ゆで卵の串刺し鉄板焼きは、少し興味が湧いた。 |
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作り立てのポップコーンは良い匂いだった。 自家製ソーセージは、10元/500g。どんな味だろうか? ここで書道の道具が売れるのか? |
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春節が近付いて来たから紅包や飾りは売れるだろう。 化粧品の類は空港で没収したものでは? リュック一つで勝負のお兄ちゃんの仕入れ元は?
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花、靴、服、有るわ有るわ。 生地屋はミシンで何をするの? 香辛料屋は衣装が面白い。 |
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肉屋はダイナミックに。 常熟名物は売れている様子が無かった。やって行けるのか? 寒さも手伝ってか、麺屋は大繁盛。 |
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久々に見る毛皮商人。本人は休憩中。 道端の人だかりは、怪しい占い。 写真を撮るなと食って掛かって来たところが怪しさを倍増。 |
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ここで散髪。何でも有り。 食品デリバリーのお蔭でバイク屋も繁盛。 春節に帰省する切符を買いに来たのか? |
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10:25 345快に乗車。残念なことに、座席が空いていない。よって、立ったまま高速道路を進む羽目に。しかし、何も起きなければ、こんなアバウトな対応は嬉しい。 終点の徳勝門西で345快から特12路に乗り換え。雅宝路で下車し徒歩で芳草地へ。 |
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途中、ショートカットのつもりで無料開放されている日壇公園の中を通ったら、つい見入り、出口の無い方向へ進んでしまいロスタイム。 |
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日壇公園北門から静まり返った北朝鮮大使館前を通り、芳草地へ。一幸舎でラーメンと叉焼丼を食べ、腹ごなしに歩いて帰宅。 巩華城は周辺の再開発に合わせて観光地化されるだろう。市場の周りも再開発が進んでいた。欲しいものは無いが、無くなるのは寂しい。いつまでも続いて欲しいものだ。 本日の歩行距離14.5km、19,336歩。上った階数11階。 |