トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #39
【旅日記】
2017.11.26(日) トラブル発生!関溝風景区
今週は東莞、広州へ出張。行きの飛行機で、幸運にも厚さ1cm以上ある牛フィレステーキを食べた。チェックインではエコノミーの後方席しか取れなかったが、恐らく機体が変わったのだろう、ビジネス席に変えてくれた。北京-広州は長丁場だが、飲み物や食事のサーブがスローなので、フルフラットになるシートをリクライニングさせる前に着いてしまった。 広州ではモーターショーにも行けた。土曜日朝一の飲茶タイムだったからか、来場者は少なくゆっくり見て回れた。電気自動車花盛りの中で、レトロな6ℓの紅旗L5が私にはひと際印象的だった。 |
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7:30 出発。本日の目的地は関溝風景区。居庸関長城の東側。快晴であり長城もバッチリ見える筈。 東直門北から特44路外に乗り、徳勝門西で下車。徳勝門まで歩き、919路に乗り換え。目的地の最寄バス停は居庸関長城。919路は居庸関長城に停車すると、バス停にしっかり書いてあるが、地図アプリは途中で879路か昌20路に乗り換えろと言っている。どっちが正しいのか?確かに、水関長城に行った時は止まらなかった。どっちだろう? |
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バス内で改めて確認。往復で一部停留所が違うが、市内から延慶へ向かう方向は居庸関長城に停車することになっている。もし止まらなくても坂を下って戻って来れば良いこと。真偽確認しなければ気持ちが悪いので乗り換えないことにした。 南口路口北を出発。次は居庸関長城さあどうなるか。 |
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おっ、「下一站:居庸関長城」。止まるんじゃん。また地図アプリに嵌められる所だった。 |
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と、安心していたら、居庸関長城をスルーした! |
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止ったのは、7km先の水関長城。一度は覚悟していたが、参ったな〜。 |
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緑が無くなり殺風景になった。 |
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それでも雨模様だった前回よりも観光客は多い。 |
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9:48 さて、歩いて戻りましょう。 |
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暫く歩いたら、京蔵高速のトンネルの横に、地面が抉れた廃トンネルがあった。 五桂頭山洞。旧京張鉄路のトンネル。幅4mあると言うが、細く見える。 |
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五郎像。五桂頭山洞出口の山の上。この辺りが関溝で最も危険な場所で往来する人の安全を願って作られた。 おおそうか、目的地には無事着いていたのだ。 |
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コンクリートで固められた道をひたすら進む。下りなので楽チン。 |
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10:05 トラブル発生!先週の砂利道で限界が近付いたのか、ついに靴が壊れた! 右足にカスタネットが付いているように、歩く度に靴底が大きく口を開け、「パタン、ピチャ」と鳴る。しかも、開く口がだんだん大きくなり、音も豪快になる。歩き方がへぼいと、口が閉じる前に足が地面に着いてしまい、口が裂ける。 もうウォーキングどころではない。早くバスに乗りたい。と言ってもこの道にはバスは走っていない。 |
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上関城。高速道路で左側に見える唯一のポイント。 |
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10:25 バスが走る道路に出た。靴底の剥がれが徐々に大きくなっている。バス停が早く出て来ることを一心に願った。その横をバスが悠々と走り去った。残念。 |
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10:35 879路のバス停だ!助かった!着いている靴底は1/3。風が冷たく体に突き刺さって来たが、傷口を広げないよう、動かず、じっとバスを待った。 |
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目の前の三輪車、に877路のプレート。八達嶺長城までの白タクだ。やるね〜。 |
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11:02 バスが来た。歩いて楽しむ筈だった関溝風景区に居庸関長城。いずれまた。 居庸関長城で下車し関溝風景区を散策していたら、山の中の砂利道で靴底が剥がれたかも。運が良かったと思おう。 |
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紅泥溝で883路に乗り換えたが、あちこちでポコポコ事故があり、渋滞で徳勝門まで1時間半ほど掛かった。そして、歩行距離が一番短い635路に乗り換え帰宅し早速靴を修理。21年前に北京で買った靴。捨てて帰るつもりで買ったが、防寒用にずっと使っている。草臥れた靴だが、何だか愛着が湧き簡単には捨てられなくなってしまった。 本日の歩行距離10.1km、14,055歩。上った階数4階。靴を修理した後で食事に出掛けた分も含む。今日は、長らくカスタネットを鳴らし、口が裂けないように膝を高く上げ足を大きく振って歩いた。それが体に染み付き、歩き方が不自然になってしまった。 |