トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #6−1
【旅日記】
2017.5.20(土) 古崖居は北京のカッパドキア
6:03 東直門内から635路の始発に乗車。 |
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始発だけに既に大勢乗車。後ろ向きの席だが座れただけラッキー。 |
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6:19 順調に徳勝門へ到着。 |
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ここも既に大勢待っていた。 乗り込んだら直ぐ出発し、直ぐ次のバスが来る。正にピストン輸送なので心配ない。 今回も右の窓側をゲット。途中で乗った人は席が無くなり高速道路だけど立っていた。中には高速道路に入るとシートベルト着用と声が掛かるバスもある。色々だな。 |
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7:13 居庸関が近付いて来た。 |
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この辺りは登りがキツク、大型トラックのスピードが落ち所々で渋滞が発生。 並走する新幹線も遅い。 |
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バスなので長城を見物。冷房も効いており、動いている分には退屈しない。 |
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7:47 延慶区の司家営へ到着。 |
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今回はY40路に乗車。 事前調査によると、この路線は6:00、8:00、10:00 ・・・ 、1日6本。6:00は無理なので、8:00を狙って来た。もっと早く着いて待つのが面倒だと思って来たが、途中の渋滞で割とギリギリだった。 |
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8:03 このバス停は始発点の直ぐ次。バスは時間通りだ。 |
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先頭で乗り込んだ時にドライバーが大声で何か言っていた。途中止まりが心配だったが、他に方法が無いし人もドンドン乗って来るし、中には観光客もいるので少々不安ながらも到着を待つ。 このバス、電光掲示板が文字化けしていて到着のバス停が分からない! |
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龍慶峡の入り口で観光客らしき人は全部降りてしまった。 ここからは山の中腹を進んで行った。所々で古崖居の表示が出ていた。 |
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9:05 バスがここでUターン。反対車線のバス停で停車したら、全員降ろされた。乗り越したのかと思って確認したら、2つ手前のバス停だった。 |
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まああと2つだからと気を取り直して進むと標識が出て来た。なんと、古崖居まであと6km!右折すると松山。松山までは3km。そうか、松山の方が近いのか。でも登りがキツそう。 来たバスで引き返すことを一瞬考えたが、時間もあることだし龍慶峡入り口からの様子では長城に登るような急な坂も無いだろうから歩いてみることにした。 |
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2022年冬期オリンピックに向け準備が進んでいた。ここまで鉄道を延ばすようだ。 |
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どこまでも真っ直ぐな道。しかも日陰が全くない。加えて、どの車もスピードが速い。しかも、しつこくホーンを鳴らす癖に近い所を通って行くので恐ろしい。 |
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下って上りか、ガッカリ。行きは上りの連続が良い。 |
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距離ポストが励み。でも、到着までの正確な距離が分からない。 |
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最近、大型バイクを良く目にする。裕福になった証だと思う。バイクがあったらな〜。 左側はゴルフ場。プレイヤーの大きな声が聞こえたが、混んでいる様子はなかった。北京市内から来るには相当大変だからな。 |
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ゴルフ場を越えると、別荘の建築が進んでいた。7,000元/uからだそうだ。大きそうだったから相当高いんだろう。 |
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10:14 古崖居のゲートが見えた。やっと着いたようだ。 |
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ゲートの前にバス停はあるのだが、、、歩いてくる間、バスは一台も来なかった。ここで待っていてもきっと来ないのだろう。帰りも歩きだな。あ〜困ったもんだ。 |
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バスは途中止まりだが、観光地化は進んでいる。 |
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ここを上ると入口。右下に售票処が見えるが下って買いに行くのは面倒だ。このまま行ける所まで行ってみよう。 |
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10:27 入口へ到着。ついに着いた。 |
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崖にたくさん穴が掘られているメインスポットが描かれた壁の裏側でチケットをチェックしていた。どうやらチケットは売っていない。 ここから実物は見えないな〜。正面の山を越えないと見えないのかな?残念。ここ、いつ・誰が掘ったものか分かっていないそうだ。もしかすると、山奥では今も掘っている人がいて、近々世紀の大発見!になったりして。 |
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先を覗くと、山の上の方に人がいる。6km歩いて戻ることを考えると、あそこには行けないな〜。こんなに歩くことは想定していなかったのでサンダルで来て、また擦れて皮が捲れヒリヒリしているし。 本日の気温は34.6℃。一休みして帰路に着いた。 |
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一応售票処に寄ってみた。中は暗くて涼しい。暫く涼んでいたかったが、パンフレットを貰って直ぐに外に出た。 入場料は55元。バスが入口まで走っていれば入ったのだが。 |
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次は自分の眼で見てみよう。 |
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10:44 立派な駐車場が整備されているがまだガラガラ。ここが一杯になる前にもう一度来たいものだ。 |
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帰りは0kmポストの200m地点からだった。遠いな〜。しかも暑い。 |
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道路脇には綿をいっぱい蓄えた木が沢山。幸い余り飛んでいなかったから良かった。 |
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12:00 朝降ろされたバス停まで戻って来た。持参した水は残りが少なくなってきた。商店を探すが、この辺りには全く無い。 仕方なく日陰に腰を下ろしバスを待つ。さて、次のバスは何時、、、地図アプリによると、、、え〜、14:20。2時間もあるじゃない。それも正しいか分からないし。 |
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40分ほど待った所で松山からの道路にバスの影。目の前に現れることを祈ったが来なかった。調べると、150mほど離れた所に、Y33路のバス停のあることが分かった。朝、オリンピック看板の写真を撮った背中側だ。そこまで行ってみて次のバスの時間を調べてみると、、、こっちの方が少ない3本/日。次は17:00発。諦めて戻って待った。 13:20 他にバスが無いか調べてみると、1.6km離れた所から920路とY01路に乗れることが分かった。ここであと1時間待つか、歩くか考え、歩くことにした。 |
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13:35 松山路口バス停へ到着。残念なことにここにも商店は無い。しかし、バスは多そうなので幾分安心。行先を確認し、今朝出発した司家営へ戻ることができるY01路に乗ることにした。ところが、920路は15分間隔ぐらいで来るがY01路は中々来ない。 14:25 来た!これでもう安心。 |
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後で分かったことだが、920路で石河営建材城まで行き、230m歩くと919快に始発の京張路口北から乗れたんだ。 更に、920路を反対方向に進んだ東門営が古崖居の最寄バス停と言うことが分かった。 Y01路も東門営に止るのでどちらかに乗るのが良い様だ。但し、ここで下車すると、あとは2.8km、徒歩約41分は覚悟しなければならない。 |
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15:00 バス停で水を買っていたら919快が来た。飛び乗って帰って来た。 15:35 高速道路の長城区間で路線バスはいつもの運行チェック。 |
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ここにはブレーキを冷やすための水路がある。 |
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ニュートラルで坂を下ることは禁止されている。と言うことは、やる人が多いと言うことだな。 |
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16:35 徳勝門へ到着。いつものように、四環路手前から渋滞で時間が掛かった。反対車線は数カ所で事故があり激しく渋滞していたことを思うと運が良かったか。 最後の635路はバス停に着く前に来たので走って飛び乗った。鐘楼、鼓楼を左に眺め通過。 |
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鼓楼から先の道が細く、人もあふれ、おまけに駐車車両まで多く、いつも渋滞する。 あ〜腹が減った。一幸舎でラーメンを食べて帰ろう。 本日の歩行距離19.6km、28,065歩。良い健康活動だった。今回は予習と言うことにして、必ずまた行ってみよう! |
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▼後日記−凄い所だった! |
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’17.10.4(水) 晴 何じゃこりゃ!衝撃的。パンフレットの何倍も素晴らしい。 |
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巨大な岩山が穴だらけ。 |
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登るのも大変な絶壁に良く掘ったものだ。 |
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遠くに延慶の街が見える。 やはりY40路はここまで走っていない。今回はY45路を東営門で下車し徒歩2.8km。そこは仕方ない。 アクセスは悪いが、ここは一見の価値あり。行ってみるべし。 |