トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2017.7.30

 

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▼北京一卡通編 #25

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【旅日記】

2017.7.30(日)  漢石橋湿地自然保護区で夏休みを感じた

今週は杭州へ出張し、昨日帰って来た。今回は、チェックインの際に「飛行機が遅れているから、一便前に変更しましょうか」と親切に言われ、変えてもらった。ところが、ボーディングパスを見ると、恐らく3列シートの中央。嫌だな〜と思っていたら、また別の便に変えたとのメッセージが来た。そして暫くしたら、2番目の便に戻したとのメッセージが来た。その後、ラウンジの係員が来て「席が変わるが良いか」と聞かれた。これ以上悪くはならないだろうからOKと返事をしたら、ボーディングパスを持って行った。戻って来たものは、13列後ろになったが通路側だった。中央よりは良いが、ぶつかって来る人が多いので通路側も好きではないが仕方ない。結局、最初の便の定刻から遅れる事2時間。ガッカリしたのは、3番目の便の方が20分早く到着していたこと。このところ遅れ続きでツライ。

 

杭州も暑かった!その分ビールが美味く、つい飲み過ぎた。。。

休みが1日だけなので近場で、今週は余り歩いていないので歩けるところの2つを満足してくれそうな漢石橋湿地自然保護区を目的地にした。

 

6:10 アパートを出発。東直門バスターミナルから918路で地鉄俸伯站へ向かった。この路線には初乗車。面白いことに、北京空港第1ターミナルの到着出口前を平然と通過して行く。今は海南航空が占拠しているので私は殆ど使うことの無い懐かしの円形第1ターミナルだ。

7:32 地鉄俸伯站へ到着。ここで乗り継ぐバスを地図アプリでチェック。順56路だ。順の付く路線は沢山あるが、55より後ろはサインが出ていない。本当に来るのだろうか?平50路のようにいくら待っても来ないのでは?とても不安。そこで、歩く距離が1.3km長くなる順18路も候補に加え、早く来た方に乗ることにして待った。

 

7:56 18路が来た。歩くことも目的の一つなので迷わず乗車。

8:23 沙子営南へ到着。ここからは徒歩2.1km。この先を右に曲がるのだが、どこだろう?

湿地は、この刑務所のような壁のずっと先のようだ。壁沿いに日陰を進んだ。壁に感謝!

壁が終わると、日陰は全く無い。気温は25℃ぐらいだろうか、しかし背中が焼けるように暑い。黒いシャツで行ったのは失敗だったか?ここで、帽子を被って来なかったことに気が付いた。

 

食べてくれと言わんばかりに、大きな実を携えたとうもろこし畑が広がっていた。

8:42 到着。しかし、ここまで全く看板が無かった。NAVIが無かったら苦労したことだろう。

湿地・・・右上の植物園だ。

最初に出て来るのがコレ。水辺で遊ぶおもちゃと飲み物がメイン。敷地内に店は出せないらしく、店主は柵の外にいる。しかし、柵を上手く使い商品は公園内に綺麗に並べて販売している。流石!

この自然保護区は入場無料。しかし、集金する方法はしっかり考えられている。

どれもこれも結構な値段だ。

蝉が鳴いていた。毎週出掛けているが、蝉の鳴き声を感じたことが無かった。大合唱だった。ここは空気も美味い。爽やかな木陰で聴いた蝉の鳴き声で夏休みを感じた。

ここにはテントを張っても良い。こう言う楽しみ方はまだ少ない。ここは人も少ないので十分楽しめるだろう。

イメージした湿地とは規模が違った。TVで見るアマゾンのようだ。

 

所々に花や鳥を紹介した看板が立っていたが、それらしいものにはお目にかかれなかった。

北側の柵の外も湿地が続いていた。これは葦原?

後方でエンジンの唸る音がする。途中ですれ違ったエンジン付きの草刈り機で作業していたオジサン達が来たのだろうか?気にせず景色を眺めていたら、柵の外の湿地にモーターボートが現れた!これにはビックリ!

もっと回ってみようかと思ったが、昼食の段取りなど考え植物園エリアを一周したところで湿地を後に帰路に着いた。

 

帰りは順56路と思いバス停を探した。バス停はこの先に有るらしい。と、歩いて行くと、邪魔と言わんばかりにブルドーザーが追い越して行った。大きなこの辺りにも開発の手が伸びて来たのか?

インターネットで見た門。どこにあるのか気になっていたが、最後に出て来た。車まで来ると、この門から入りたくなるが、ここから湿地には行けない、人を馬鹿にしたような門だ。

NAVIによると、ここがバス停。しかし、何も無い。念のため先にも進んでみたが、やはり無い。有ったのは野グソだけ。野グソの犯人がバス待ちの間にやらかしたものかも知れないが、これは危険な臭いがプンプンする。野グソからではなく。

おっ、バスだ。諦めた矢先に来た。右手に一卡通を握り締め、手を上げる準備をして待つ。近付いて来たが路線番号が出ていない。ダッシュボードの上に看板も無い。ダメだ、路線バスじゃない!

 

これで完全に諦め、順18路に向かって歩いた。今度は太陽が前に有り眩しい。

9:55 一つ手前の沙子営へ着いた。これでも立派なバス停の思える。日陰もあるし。

10:02 来た、順18路に間違いない。

東直門バスターミナル行きがある南彩汽車站で下車。今度は、ここが始発の915快と918路の早い方で帰ることにした。その結果、先に来た918路に乗車。

 

11:40 東直門バスターミナルへ到着。計画通り、昼飯にピッタリの時間だ。

 

昼飯の二郎ラーメンも含み、本日の歩行距離は10.3km15,809歩。夏休みも感じたし、まあ満足。



 

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