トコトコ中国バスの旅

 

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Update : 2008.8.11

 

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▼開平 − 世界文化遺産へ行ってみよう! [2007.8.26(日)]

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【旅日記】

2007.8.26(日)  たった一枚の雑誌の切れ端を頼りにスタート

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広東省に世界遺産が現れた。これは早く行っておくべき。しかし、この一枚が唯一の手掛かり。詳しく調べるのも面倒臭い。取り敢えず江門に行ってみる事から今回の旅は始まった。良く行けたよ。

流花站で江門行きのバスチケットを購入。35元。9:00発。表示に沿って乗り場を探す。何と市バスターミナルじゃん。だったら最初からそこで買ったのに。

江門で開平・長沙行きに乗り換え。20元。12:00、無事到着。ところが、予想した案内板が無く、早速路頭に迷う。

売店で地図を購入。目的地の場所は分ったが遠い!バイクタクシーは沢山いるが危ないし、遠いし、胡散臭い。バスは沢山走っているがどうも適当な路線が見当たらない。

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良く観察すると、市街の北にある義祠バスターミナルが路線バスの発着地になっているようだ。ダメもとで行ってみる事にした。

折角だから街を歩く。街は大きな川が2本流れており、川にはポンポコ船がいっぱい。

この辺りでは、今回は断念も止むなしとも考えていた。

歩くこと約40分。義祠バスターミナルで丁度良いバスが見つかった。6路、3元。

バスは、歩いて渡ったこの橋を渡り、写真の左岸を奥の方(西)に向った。

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暫く走ると大きな塔が出て来た。地図に観光ポイントマークのある南楼だ。

説明を読むと日本人には向かない所だ。

写した時には南楼が見えていたんだが、、、

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終点の赤坎でバスを降り、目的の自力村へ、取り敢えず歩いて向う。

バスを降りる直前に見た赤坎の街は、地図にある通りヨーロッパ調の素敵な街。更に、そこに豆腐鉄板の屋台を発見し帰りに寄る事を固く心に誓った。

自力村方向へ歩き出して出会った関帝廟。皆商売繁盛を願う?

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それらしい建物が見え、気持ちが高まって来た。

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ところが目に飛び込んで来た看板はコレ。

次の看板には何と6kmと書いてある!気温35℃以上間違いなし。流石にしんどい。

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曲がり角に止まっていたバイクタクシーに声を掛けて見る。何と答えは10元!ぼるぼる。アホらしくて乗れない。再び歩き始めた所で運良くバスが来た。聞くと、乗れと言う。3元。これもぼられているが背に腹は変えられない。乗った。

このバス、6路に乗った義祠バスターミナルから出ていた。馬岡行き。

益々良い雰囲気の風景になって来た。

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道路はポットホールだらけで危ない。

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村の入り口でバスから降ろされた。

方氏灯楼がニョッキリ見える。

後で分ったが、ここからまだ1kmぐらいある。

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長閑な良い雰囲気。

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車で来れば直ぐなんだけど、、、

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ここを突き進む。

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最初に登場する方氏灯楼。

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外国から持ち込んだ発電機などが有るらしい。

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石周楼群が見えて来た!

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三脚に立派なカメラを載せたカメラマンが多い!皆自家用車で来ている。裕福な人が沢山いるんだ。

こっちはちっこいカメラに徒歩。何とも情けない。

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間近で見ると更に素晴らしい。

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ここまでは無料。

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いよいよ世界遺産に突入。30元。

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ユネスコの看板は未だ無い。

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ここには華僑の夢が詰まっている。

開平の人口は約68万人。開平出身の華僑は75万人。居住地域は67カ国。移民の歴史は19世紀後半に遡る。海外での成功を夢見て海を渡った人々が故郷に錦を飾るために立てたのがこの石周楼。

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圧巻!ドイツやイギリスから当時最高の材料を輸入して作られたそうだ。

真ん中の石周楼には登れるようだ。行ってみよう。

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素晴らしい眺め!

 

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往時を生で見てみたい。

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どこも石周楼の窓には盗賊の侵入を防ぐために頑丈な鉄板に鉄格子が嵌め込まれている。

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子供の頃嗅いだ懐かしい田んぼの匂いがする。

ゴミが落ちていない所が素晴らしい!

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鶏は放し飼い。

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この風景は往時から変わっていないのだろう。

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ここは食堂。堪らなく良い匂いが漂って来る。しかし、一人じゃあなー。

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入り口から覗くと、目の前が厨房。ここを見ながらテーブルに着く。

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資料館内部

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作りも立派で素晴らしいが、往時の写真が興味を引く。

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方氏灯楼を横目に帰路へ。

今度は5kmを歩く。これがとてつもなく辛かった。

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フランス庭園に学んだ「鳥亭」が素晴らしいと言う立園入り口。今回は時間が無くパス。

その他に、馬降龍の石周楼も良いらしい。次回チャレンジ。

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どの集落の入り口にも必ず立派な門がある。

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所々に立派な石周楼がある。

新しい住宅も石周楼と同じ様に窓に鉄格子が嵌め込まれている。今も物騒なのか?

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ここも日本人にとっては向かない所。感情はどうだろうか?

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歩きに歩いて、漸く赤坎鎮の入り口まで戻って来た。

暑い中一生懸命働いている人達がいた。見ると、レンガを使って大きなカメを作っている様だ。

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ヨーロッパ調の街を見ながら例の屋台を探す。

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行けども行けども見つからない。

既に17:00、そろそろ帰りの足が心配。

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それでも楽しい所なので更に歩く。

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発見!

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人だかりだ。更に興味が増す。

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近寄って見ると、美味そー!

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鉄板焼き3元、ビール3元。大満足!頑張った甲斐あり。

それにしても最後に食べた青唐辛子の辛かったこと。

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通りを眺めていても義祠方向に向うバスが来ないので、バスターミナル方向へ戻った。

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途中の食堂で「きつねうどん」そっくりの看板を発見。興味津々だがパス。

ここから少し戻った所でバスを発見し乗車。街中で見掛けなかったはず、川沿いを走っていた。

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素晴らしい所だった。

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天河客運站から義祠バスターミナルへ46元で直行便の有る事が分ったし、是非また行こう。



 

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