トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2019.11.9

 

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▼北京一卡通編 #31

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【旅日記】

2017.5.1(日)  長城続きで慕田峪へ

3連休最終日。前2日間の勢いで出掛けよう。しかし、どこへ行こうか?このところ長城を攻めている。行ったことが無い、あるいは最近行っていない所、、、と思案の末に慕田峪に決定。

 

7:53 本日も東直門バスターミナルから出発。昨日は大行列だった852路も閑散としている。

先ずは懐柔汽車站行き916快に乗車。席は選び放題。空席ありで発車。

 

これは水長城や青龍峡行きと同じ路線。快の無い916に乗ると、高速道路を走らず30分ほど到着が遅い。

9:00 懐柔北大街へ到着。ここでH24路に乗り換え。

 

降りる前から白タクの客引きが凄い勢いでアプローチして来る。中には、乗り込んで来る輩も。おまけに、ドアが閉まりかけて慌てる場面もあって笑えた。

道路の反対側でH24路に乗れば慕田峪、、、の筈だったが、一向に来ない。

 

バス停に人が増えて来る。しかしバスは来ない。白タクは「慕田峪10元」と人の前に回り込んで来る。暫くすると待ちきれなくなった人が相乗りで出て行く。増えては減り、減っては増えるを繰り返す。日本人のオッチャンが一人、10元で釣られて行った。無事を祈る。

 

しかし、それでは済まされなかった。

9:45 警官が登場。客を乗せた白タクの前に両手を拡げ仁王立ち。そして路肩に誘導。どんなお咎めがあるかは分からなかったが、車は動けなくなっていた。その後、警官の待ち伏せを知らずに声を掛けながら側道に入ってくる白タクは一網打尽。路肩に止まっているのは全部同じ目的に違いないが、現行犯しか逮捕できないようだ。良いものを見せてもらった。

 

しかし、これでバス待ちの人が増えるばかり。困ったな〜。バスは山ほど来るがH24は来ない。今度のバスは、、、惜しい、H23だ。ところが、このバスに黒山の人だかり。我先に押し入ろうとする人でごった返す。

また一人日本人のオッチャンが来た。地球の歩き方を開きチェックしている。他人事ながら、良く来たものだと感心。

 

またH23が来た。おやっ?日本人のオッチャンが慌てて駆け寄る。どこへ行くんだろう?と、地図アプリを見て愕然!出掛けにチェックした時にはH24路に乗り継ぐ表示だったのにH23路に変わっている!しかし、バスは既に出発間際で乗り込むのは無理。仕方がない、次のバスを待とう。

 

しかし、来ない。待っても来ない。もう帰ろうか。10:35 漸く次のH23が来た!ダッシュで乗り込んだが超満員!

11:04 慕田峪に一番近い、看板の無い停留所に到着。水道橋が美しい。

大勢降りたので後について行く。しかし、看板は直進になっているが団体は右折。大丈夫か?

立派な建物が見えて来た。ここが入口らしい。慕田峪長城には何度か来たことがあるが、遥か昔のことで記憶も曖昧。しかし、これは初めて見た筈。

うっは〜、門票が40元、シャトルバスが往復で15元。それであの強烈な登りか。それだけはしっかり覚えている。長城に登るのが目的ではなく、一卡通で行ける所まで行くのが目的なのでここはスルー。

取り敢えず行ける所まで行ってみる。ゲートをくぐり、シャトルバス乗り場までの間は土産物屋、食べ物屋で賑やか。

シャトルバス乗り場まで来たが長城が見えないな〜。相当離れているようだ。

シャトルバスの進行方向に歩いてみる。

 

5分ほど歩いたところでシャトルバス以外は進入禁止。仕方なく、天津甘栗の栗林の山道へ。

長城に負けない急坂を10分ほど登った。山を越えて見晴らしの良い所まで行こうと頑張ったが、行き止まりになってしまった。

遥か彼方の山の稜線に長城が見える。思った以上に遠い様だ。

慕田峪はこんな立派な長城。昨日の将軍関とは随分違う。が、ここまで行った訳ではない。遥か彼方に見えるのを確認し満足した。

11:57 看板の無い停留所に戻り帰りのバスを待つ。案の定、なかなか来ない。

バスを待っていたら、紙切れを握り締めた兄ちゃんが来た。座り込んでそれを開き、まじまじと見ている。つられて覗くと、長城に登った証明書だった。自慢げに貰い方を説明してくれた。が、貰うまで頑張ろうとは思わないな〜。

 

30分ほど待っただろうか、H23が来た。今度は座れた。乗り換えもスムーズで、無事帰路に着いた。

 

今回は、バスを降りたら改めて次のバスを調べるべきだと言う事を学習した。そうそう、連休最終日の観光は一度も財布が口を開かなかったな。

 

▼後日記−久々に登城

 

19.11.3(日) 晴

 

日本からのお客様を案内。さすがにバスではなく、会社の車。9:05羽田発で北京入りされ、空港から直行。

空港からは、京平高速を西に向かい京承高速に乗り換えると思いきや、東に向かい東六環路から北六環路を経由。その後は、所々バスでは通らない道に入りショートカット。新たな風景に出会え、楽しかった。

14:23 慕田峪長城に到着。入場券とロープウェイの往復チケットは事前にネットで手配。170/人。値段はさて置き、便利な世の中になったものだ。

エントリーの土産物屋街を抜け、バス乗り場でスマホを翳し入場。2kmほどバスで山を登る。

 

北京市内は、朝方雨が降りどんよりした曇り空で心配だったが、晴れて良かった。

バスを降りると、いきなり急な上り。ロープウェイ乗り場まで200mほど進むだけでもヘトヘト。

 

紅葉真っ只中の行楽シーズンで混雑も心配したが、待ちゼロでロープウェイに乗り、風景を楽しみながら一息。

 

20数年前、ここを階段で登った。今は無理だなぁ。

ロープウェイを降りると、長城は目の前。

 

地球の歩き方に「外国人に人気」と書いてある通り、外国人比率が高い。八達嶺ほど公共交通機関でのアクセスが良くないからか?

最初のショットは、、、

 

ドローン?

先ずは南の14楼へ向う。目の前に見えるが、上りがキツイ。

 

濡れていたら上れそうにない。晴れて良かったと、つくづく思った。

絶景!

 

14楼の先は急な下り。ここで相談。

結果、南への散策はここまで。

北は割合起伏が少ない。山の麓まで行くことになった。

15:09 一つ目の北拳楼に登った。ここで改めて相談。夕食の時間を考え、ここから下山した。

映画『非誠勿擾U』冒頭シーン。興味が湧き、ネットで閲覧。

土産物屋に面白いモノが並んでいたが、足早に通過。

この時間に入場する人がいたのは驚き。

夕食は市内で、北京ダックなど。黄酒、白酒も入り盛り上がる。

 

翌日は成都。夕食は火鍋。北京から持参した本物の超高級白酒・国酒茅台酒も入り、ここでも盛り上がる。

 

その後、深圳までご案内。幾多のドラマがあったものの、予定通りのスケジュールで進行。

深圳空港で見送り、ホッとした所でゆっくり昼食。場所は、前々から気になっていた空港ビル内の歌志軒。名古屋の油そば専門店を謳うこのお店、日本の我家の近所にもあり何度か行った事がある。場所が場所だけに、高額な料金設定かと思いきや、日本円換算ではこっちの方が安い。そして、ここも80gの麺大盛無料。さて、その味は?

オーダーはメニューのトップ、お奨めマーク付の“歌志軒秘伝ダレまぜそば”の大盛、39.8元。見た目は日本と同じ。半熟の卵を麺に絡め口に運んだ。お〜ナイス!日本と同じ味。美味い!これは良い!絶対また行こう。

調べて見てると、中国進出は深圳12店、広州2店。結構あることに驚くと共に、北京に無いことを残念に思う。

良い気持ちで北京に帰り、翌日は上海経由で蘇州へ出張。ここで大事件発生。到着の夜は焼肉。そして翌日は久々の上海蟹。その夜、0時を回った所で急に胃が痛くなった。それからはベッドとトイレの往復で一夜を過ごす。翌日、苦しみながら仕事をこなし、北京に戻った時には38.1℃の発熱で全身痛い。原因は食べ過ぎか?



 

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