トコトコ中国バスの旅 |
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【旅日記】
2017.8.20(日) 青龍峡で思わぬ相棒が出来た
今週は広東省へ出張した。先ずは深圳。ここまで来ると空気が違う。空が青く、とても清々しい。川の向こう側は香港。川を一つ隔てているだけだが、緑が濃く山が美しく見えるのは何故だろう? 25年前、香港からスーツケースを引いて、この羅湖のボーダーの橋を渡ったのがつい昨日のようだ。経済特区に指定され、当時も開発が進んでいたが、今の発展には驚くばかり。市内を横断する道路には、大型コンテナを積んだトレーラーが数珠つなぎ。色々なものが世界中に運ばれているのだろう。 |
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続いて広州。ここも私が住んでいた9年前とは大違い。地上も大きく変わったが、地下鉄がとても便利になった。今回もあったが、タクシーはやたら大回りすることがあり乗りたくない。市内のバスは時間が掛かる。乗り継ぎで非常に長い距離歩くのは面倒だが、使い勝手は一番良い。特に天河辺りから空港へ行くなら絶対地下鉄が便利だ。 変化が大きい一方で、変わらないものもある。その一つが、この牡蠣。これで48元。小さな店だったが、今や繁華街に支店が2つもあるらしい。さびれた場所にある本店も相変わらず賑わっていた。〆は、カニのエキスが効いたお粥。通い始めてかれこれ10年。この牡蠣とお粥は今も時々食べたくなる。 |
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6:00 响水湖長城自然風景区を目指しアパートを出発。先ずは東直門バスターミナルから916快に乗車。2人掛け席に1人で座り、リラックスして行けた。 |
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7:20 懐柔北大街へ到着。相変わらず白タクが屯していた。ここで响水湖行きのH07路に乗り換え。地図アプリによると、首6:15、末17:00とのこと。1時間に1本なら、2本目乗れるか微妙な時間だ。しかし、発車間隔や時間が出ていないので分からない。もしかしたら、もっと短い間隔で走っているかも。と期待しつつ待った。 しかし、一向に来ない。30分経過、40分、45分まで待ったが、もし来ても帰りのバスが心配だ。ここで始発の于家園まで4区間、様子を見ながら歩いて行くことにした。 |
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8:22 于家園バス停が見えて来た。バスがいる。ここまでは来なかったが、アレかも知れない。 いやいや、何台すれ違っても全部違っていた。 |
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于家園バス停にある便利店の手書き時刻表によると、、、「响水湖 6:15;17:00」。地図アプリと同じだが、この時刻表は、全部の始発時間を書いていると思われるので、响水湖行きは2本/日と言うことのようだ。 これは前に見た時と同じ。地図アプリを信じて来たが、やはり响水湖への日帰りは無理のようだ。 |
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歩いて来る途中で、目的地を青龍峡に変更することにした。青龍峡には、東直門北発の936路が于家園を経由して行く。 看板を確認すると、以前あった936路が無くなり、青龍峡行はH58路の変わっていた。しかし、その看板には、「8/21から運行」と書いてある。もしかすると、936路が青龍峡まで行くのは今日が最後か?などと考えていたら、936路が来た。 |
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9:03 青龍峡へ到着。靄がかかり少々残念。 |
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しかし観光客は多い。入場料は54元。絵葉書タイプは+5元。ボートがセットのチケットもあった。 |
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ここは長城の関所だった。ここも敢えて修復していないのか? |
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長城と水遊び、そして滝がここの売り。 売りの一つの長城を堪能したので、ここでUターン。 |
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ここで商売が出来るのも、あと1ヶ月くらいか?この人達、冬の間はどうしているのだろう? 去年来た時にはEVスタンドには気が付かなかった。新しく出来たのだろうか?観光地はどこに行っても用意されている。政府の本気度を感じる。 |
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EVスタンド辺りから、子犬がついて来るようになった。食べ物をあげた訳でもないのに。車がビュンビュン走る歩道の無い道で、フラフラ車道に出て行くので危なくて心配。 「チビ助」と命名し、世話を焼きながら道中を共にした。 |
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遠くに長城が見える。しかし、靄で見難い。 |
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「長城はこっち」と言わんばかりに、長城プレートの横に山へ入る道があった。コンクリートの歩き易そうな道なので行ってみることにした。チビ助はここにもついて来た。 |
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アサガオを見たのは随分久し振り。 |
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大きな実を付けたリンゴの木が沢山あった。 |
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リンゴ泥棒が多いのだろうか、大きな番犬に凄い勢いで吠えられた。一頭目は前を通過することが出来たが、見るからに凶暴そうなこの二頭目は、噛まれたら、、、命の危険を感じる。上りから下りに変わり、もう少しで別の道に出そうな感じだったが、恐ろしくて、ここでUターンした。 この間、チビ助も一緒だった。キャンキャン可愛い鳴き声だが、精一杯吠え返していた。立派! |
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長城プレートまで戻ったところで一休み。チビ助も休憩。 |
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よほど疲れていたのか、この後横になっていた。しかし、私が動き始めると身体を起こし、またついて来た。君は一体どこの子? |
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ここで馬に乗る人がどれだけいるのだろう? |
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遠くに旗が見える。 |
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若い女性、、、 |
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のマネキンだ!旗を振っているのはオヤジ。桃を売っていた。食堂の客引きも兼ねているのだろう。 数年したら、マネキンが旗を振っているかも。 |
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10:21 青龍峡口へ到着。到着直前、チビ助が撥ね飛ばされそうになった。ここまで来ると、食堂があるので食べ物の方に行くかと思うと、ちょっと寄り道するがまたついて来る。 |
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最近良く来る河防口。 |
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水溜りでしゃがみこんでいた。相当疲れたのだろう。途中、自分で日陰を選んで歩いていたし。 |
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10:38 別れの時が来た。バスに向かうと、後をついて来る。バスに乗ると、ドアの前で座り込んだ。何と可愛い。ドアが閉まると、諦めて歩き出した。無事に帰ってくれよ。 目的の响水湖長城自然風景区には行けなかったが、青龍峡でチビ助に出会い楽しい一日になった。 |
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河防口から H11路で于家園へ。楊家園まで歩き、916快で西垻河へ。西垻河で特8路に乗り換え、亮馬橋で下車。ラーメン荘で、炒飯・木村麺・ビール。満腹。14:15帰宅。 本日の歩行距離11.3km、17,635歩。上った階数2階。今日も食べ過ぎた! |
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▼前日記−バス旅復活のプロローグ |
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’17.4.23(日) 晴 目的地を懐柔区の青龍峡に決めアパートを出発。東直門バスターミナルから懐柔区の楊家園まで916快に乗車。徒歩で于家園に移動し、936路へ乗り換えた。 936路はG111京加路を北上。雁栖湖を越えると、間も無く河防口長城が現れた。圧巻! |
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G111を右折し、カーブの多い上り坂を乗り心地の悪いバスで左右に揺られながら4〜5km進むと青龍峡へ到着。 |
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長城が近い! ここは割合空いていて良い。 |
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帰路は長城を眺めながら河防口長城まで散歩。 緑が増え気持ち良い。 |
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長城はダイナミックで素晴らしい。登るのはしんどいが。。。 |
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往時に思いを馳せ、門を潜り城内へ。 しかし、そこは21世紀だった。 |
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▼後日記−ダムによって出来た風光明媚な遊園地 |
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’18.10.2(火) 晴 今回は于家園からH58路に乗車。 そして入場。 |
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ダムにより長城が近い。 |
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水庫からの水が滝となり山肌を流れ落ち風光明媚。 ヘルメットを被れば滑れそう。 |
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工事用の機械かと思ったら、バンジージャンプだった。結構人気あり。 全て回ると相当な距離あり。 |
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山頂にはリフトで上ることも出来る。が、それはパス。 カートもあるので結構楽が出来る。 帰路、密雲区に回り尖岩村の栗子宴を物色。しかし、目ぼしい店が見つけられず。魚はともかく、旬の栗を腹に入れられず残念。 |