トコトコ中国バスの旅 |
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▼深圳 −
東莞で見つけた大鵬古城へ [2008.11.9(日)]
【旅日記】
2008.11.9(日) 明清時代にタイムスリップ!
9:00、NAVIをセットし出発。 KRさんと一緒に深圳での仕事のついでに行ってみた。従い、大反則だが乗用車での旅だ。 |
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11:40、海の向こうに香港が見えて来た。 途中で迷った事もあり時間が意外と時間が掛かる。しかし、NAVIが有っても迷うとは、、、 少し先にビーチがあった。遠目に見た感じは人が少なく、大変きれいだった。シャワーや貸しパラソルも揃っているそううだ。市内に近い大梅沙は混むらしい。今回目的の大鵬鎮まで行くと良い様だ。 |
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12:25、漸く到着。大鵬鎮の市内で標識を発見したのも束の間、行けども行けども現れない。次の標識すら現れない。行過ぎたかと心配していたら“←大鵬所城”の標識が現れ安堵。随分遠かった。バスで来ていたら大変な事になっていたかも。 大鵬古城は、明洪武二十七年(1394年)より海防の要塞として倭寇、ポルトガル、イギリスなどから国を守る重要な役割を果たしてきた。 深圳唯一の全国重点保護文物。西、南、東の城門と城壁の一部、明清時代の民家と石を敷き詰めた路地などが残る。 観光客は極めて少なく、ゆっくり見学できた。遠いからね。 |
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Web情報によると、入場料10元。これがいつの情報か分からないが、100%upの20元だった。 後で分かった事だが、この南門から入るとチケットが必要だが、ここ以外から入る場合はその限りではない。一番近い所は、南門の東20m! |
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南門の片隅に重文を示す碑が並んでいた。 チケットを買った時にくれたパンフレットを見ると、門の両脇に鎮座している。 いたずら防止? |
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南門はガードが固い。しかも、有料のガイドまで準備されていた。 |
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門だけが残っている訳では無い様だ。 先ずは東側のブロックへ。 |
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城内は思ったよりモダン。 |
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レトロな屋台はみやげ物屋。 |
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怡文楼。頼府書房とも言う。立派な建物。 |
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“<鵬城春秋>大鵬所城歴史展”として、様々な文物が展示されていた。 |
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これはどこに備えられていた物だろうか? |
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中英海域界碑 |
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中英海域界碑の文 |
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頼恩爵振威将軍第。アヘン戦争のときに活躍した頼将軍の邸宅。 深圳最大の清式将軍屋敷。清道光二十四年創建で150年以上の歴史がある。 |
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兎に角大きい。いったい幾つ部屋があるのか? |
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寝室。鏡台もある。 |
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部屋の中に階段があり、2層になっている。 彼は運転手の簡さん。 |
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李氏将軍第前。 |
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衙暑遺風 今は集会場になっているが、往時は県丞書、都府書、守備書、左堂書があったそうだ。 |
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路地裏も美しく保たれていて気分が良い。 |
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東門 ここには登れる。 |
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紅包に紐がついていてミカンがぶら下がっていた。 |
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許愿神樹 紅包を投げ、枝に掛かると幸せになれるそうだ。 |
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時代劇に登場しそうな風格があった。 |
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ここは史跡だと思っていたら、 |
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北側1/3は生活区だった。 |
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もはや観光ではない。 |
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美味そうに食べていた。 |
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日曜の昼下がり、あちこちで麻雀を楽しんでいた。 |
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麻雀のオバちゃん達の反対側で、兄ちゃんが背中を丸めてカップを洗っていた。母ちゃんが麻雀で忙しいから? |
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オートバイもOK? |
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美しい風景だった。 |
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大鵬粮倉 蒲鉾型の食糧倉庫だ。 |
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城内は所々に案内板があるので迷わなく済み嬉しい。 |
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犬も安心な様だ。 |
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小学校跡 往時はこの奥に関帝廟、文廟、軍装局、火薬局があり、更に奥に北門があった。 |
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教室。入ってみると、黒板にたくさんの落書きがあった。 |
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所々に井戸があった。 |
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もう今は使われていない。 |
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実にきれいに保たれている。 |
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ここも。 |
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そしてここも。 |
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西門 “これより先有料”の立て看板があったが、チケットを売っている所は見当たらず。 |
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天后古廟 名前とは裏腹に建物は新しい。 |
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鄭才利司馬第 この並びは歴史のある建物。 |
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しかし修理中で見学できず。残念。 |
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正街 西門から東門へ真っ直ぐ延びている。 |
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ここでも麻雀。 |
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十字街 |
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衙暑遺風 |
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南門街 南門から北門へ真っ直ぐ延びる。正面が南門。 これで大鵬古城の観光は終了。 表通りの売店の窓に“広州”の文字を発見。ここから広州行きのバスがある様だ。バスで来ていたら、それに乗って帰ったかも。 |
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高速道路が通じておらず、来る時に迷った塩田区のコンテナ置き場。帰りは迷わず羅湖方面に走り抜けた。 今回は楽をした。簡さんに感謝。 タイムスリップした様で楽しく、人が少なく緊張感が弛んだせいか時間がとてもゆっくり流れている感じがしてリラックスでき、満足の行く良い旅だった。 |