トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #24
【旅日記】
2017.6.10(土) 記憶が曖昧な潭柘寺
8:25 出発が遅れた。昨夜遅くまで旅日記を整理していたので6時の目覚ましでは起きられなかった。今日は出掛けるのを止めようとも思ったが、曇り空で気温が低く出掛けるには良いコンディションなので気合を入れ直して出掛けた。目的地は、有名どころで過去に行った記憶が曖昧な潭柘寺とその近くの戒台寺にした。定都閣も合わせて狙ったが、良いルートが見つけられず次回と決めて出発した。 先ず、東直門内から612路で展覧路へ向かった。途中、地下鉄・南鑼鼓巷站に近い交差点にはシェアサイクルが溢れていた。日に日に増え、邪魔でしょうがない。 |
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9:19 展覧路で快速公交4線に乗り換えた。快速バスで早いが、気温が24℃と低かったからかエアコンが聞いておらず、エンジンの直ぐ前に座ったので暑かった。 |
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9:53 麻峪へ到着。ここで931路へ乗り換え。出発から1時間半で、未だ5環路を越えていない。日曜朝で空いていても市中心の横断は時間が掛かる。 |
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931路は終点が潭柘寺。先に戒台寺へ行く場合は、苛罗坨で948路に乗り換え。どうするかは考えながら行くことにした。 |
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10:02 バスが来た。しかし、既にこの状態。有名観光地で、公共交通機関で行くにはこのバスしかないから仕方ない。 |
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しかし、立って行くのは良いが、風景が見えないのが困る。 人を掻き分け、中央扉のステップに座り風景を楽しんでいたが、止まる度に人が乗り込んで来るのでお互いに邪魔になる。そこで、もっと後ろへ行き、最後列の中央シートの前の階段状になった通路に座って行くことにした。バスが発進する時に後ろに倒れないように気を付けさえすれば、椅子に座っているのと余り変わらない。と思ったが、大きな違いがあった。エンジンの熱で尻が熱い!途中下車し、戒台寺へ行き、またこのバスに乗った時にこんな状態なのは御免被りたい。と言うことで、潭柘寺へ先に行くことにした。 |
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市内は曇り空だったが、山間部に入り雨になった。しかも本降り。昨日と同じだ。準備も同じで、雨具は一切持っていない。困ったな〜。戒台寺を後にして良かったと、つくづく思った。 |
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大渋滞で30分ほど余分に時間が掛かったことも幸いし、潭柘寺が近付くころには、そんな雨も止んでくれた。 |
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11:28 潭柘寺へ到着。 |
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最初に目につくのが塔林。歴代僧侶のお墓。しかし、工事中で入ることはできない。ずっと前に入ったことがある気がする。 |
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大きな石碑だが、木が邪魔をして良く見えない。 |
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見取り図があった。しかし、現在地が分からなかった。それもその筈、後で良く見てみると、この看板があったのは、下方、図の欄外だった。堪らん。 |
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入口へ向って行くと、先ず現れるのがこの屋台。多くは、お寺に持ち込む線香などを売っている。 |
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屋台を越えて現れるのがこれ。立派な建物だが、工事をしているのか、していないのか分からないが中には入れない。ここも見取り図の外なので名前も不明。 |
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寺の全景はこのようになっている。これは立ち入り封鎖の壁の中の一枚。 |
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售票処も渋滞。55元/人。 |
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あれ〜、この参道、登ったことがあるぞ。でも、ここと、ここの右手にある駐車場しか記憶が無い。しかも、超薄っすらとしたもの。 |
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松が龍の様だ。手を入れたものか?見取り図@、、、元宝山だ。 |
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龍を越えた橋から先はチケットが無いと入れない。それにしても、荷物検査の設備が物々しい。 潭柘寺は西暦307年に建立された。主要な建物を中軸線上に配置した中国の伝統的な建築様式で建てられ、紫禁城の手本にもなったそうだ。炊飯用の大きな銅製の鍋、石の魚、樹齢千年以上の大イチョウの木など、他にも見所は多い。 1,700年前とはスゴイ。 |
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雨が上がってよかった。鍋・魚・イチョウには会っていないが、ここまで来れれば十分。さあ、戻ろう。 |
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これも僧侶の墓?奥の壁から先が塔林のエリアだが。 |
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塔林の裏手にも屋台が並んでいる。しかし、人通りが少なく活気が無い。 |
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裏通りからは塔林の中が良く見える。人がいないので静まり返り、素晴らしさが際立っていた。 |
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虎塔。これは塔林エリアの外にある。僧侶ではなく、虎の墓だとか。 |
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12:00 バス停へ行くと、前のバスが発車したばかりなのか、バス待ちは数人だった。オバちゃんがバスに乗り込もうとしたら、ドライバーに止められた。「このバスは壊れて動かない」と言っている。そうだ、来た時にもここに停まっていた。そしてエンジンから煙とゴムの焼ける臭いがしていた。燃えなくて良かったね。 |
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正面の駐車場が満車なので渋滞になっている。だからバスも来ない。困った、困った。 実は、左方向にも駐車場がある。虎塔の方向だ。そっちは空きがあった。ここに誘導員が一人いれば、こんなことにはならないのだが。 |
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誘導員がいなくても、この世界には命知らずの逆走ドライバー沢山いるので予想の数倍のスピードで後続の車が前進して来る。良かった、バスが見えて来た! 12:20 膨れ上がったバス待ちのライバル達に負けないようにダッシュで乗り込み、ドライバーの直ぐ後ろの窓側の席をゲット。931路のバスは渋滞の列の中にあと2台いた。相当本数が多いようだ。 なんだか草臥れてしまった。戒台寺は次の機会にすることにした。 |
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山を下る途中、遠くの山の頂上に塔の影が見えた。あれが定都閣だったのだろうか。 終点の苹果園まで931路に乗り、地下鉄1号線で永安里まで行き、芳草地まで歩き、一幸舎でラーメンとチャーシュー丼を食べ、東大橋路口北から118路で東四十条まで行き、胡同を彷徨い、ビールのつまみにする豚足を物色したが手が出ず、手ぶらで帰って来た。本日の歩行距離8km、11,109歩。上った階数14階。まあまあか。 昨日、左腕の肘を虫に噛まれた。そこがしこりになり、押さえると痛い。もしかしたら、ヒアリ? |