トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #19
【旅日記】
2017.7.8(土) ガードが固い天門山風景区とパンダ岩
6:50 アパートを出発。東直門バスターミナルのマクドナルドで朝食。こんな時間にもかかわらず大勢が出来上がりを待つ。片付けの手が回っておらずデーブルはどこも食べ終わったゴミだらけ。宴会料理と同じで皆さん山積みにして上手に場所を確保していた。 |
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10分ほど待ってハンバーガーを受け取りバス乗り場へ行くと、ここも大行列。バスに乗る前に悠々食べ終わった。 |
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7:22 980快は満席で東直門を出発。高速道路に入るまでの3つのバス停でもドンドン乗り込み、通路も身動きが取れない状態になった。バスターミナルが近くて良かったと改めて思った。 8:47 密雲鼓楼へ到着。途中、少し渋滞が有り予想よりも遅くなった。地図アプリの路線図によると、次のバスは9:00出発になっていた。乗り遅ると次は11:00。少々心配した。 |
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密雲鼓楼から数十m歩き出発点の密雲大劇院バスターミナルへ行くと、目の前に目的の密63が停まっていた。 残念ながら既に席は無い。2時間に1本だから仕方ない。 |
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9:00 時間通り出発。10分ほど走った所で長城が現れた。すかさずシャッターを切ったが、場所的にも遠目に見た造りからも最近作ったものだと思う。 |
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更に25分ほど走った所で、今度は間違いなく本物の長城が現れた。暫くは長城を眺めながらドライブ。 |
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黒龍潭自然風景区を通過。ここでは結構な登山装備のグループが降りて行った。黒龍潭とは川。ここは特に冬、氷の風景が素晴らしいようだ。寒いだろうな〜。 |
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9:55 最寄バス停の京東第一瀑へ到着。ここからは徒歩671m。 |
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門の先の駐車場にはバスが数台停まっており観光客もいたが、少し進むと誰もいなくなった。看板通り直進したが、間違っていないだろうか?? |
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いやいや大丈夫。間違いありませんでした。しかし、ここから1,200mあるとのこと。 |
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售票処が現れた。32元。 山の頂上だから遠くから見えるだろうと思って来たが、ガードが固く?全く見えない。 |
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ここから天門山まで1,000m。ここまでも登り坂が続いたが、恐らくその比じゃないだろう。しんどいに違いない。しかも、往復3-4時間だとか。看板の絵によると、岩の穴を通る桟道がある。途中には猿の顔をした岩もあるようだ。興味は湧いたが、これより先に足は進まず。 白岭関から山の稜線に見えた穴はこれか?方向的には合っているが。 |
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途中にあった京都第一瀑へ寄ってみた。しかし、係員は部屋にいるもののゲートがクローズされていた。今週は大雨が降った。お蔭でフライトがキャンセルされ迷惑した。昨夜は雨、風、雷、酷い天気だった。きっと増水しているのだろう。 |
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10:41 バス停に戻って来た。次のバスは11:00に出発して来る筈。ここまでどれくらいかかるか正確には分からないが、20分は掛かると読んだ。往路で長城が良く見えた黒龍潭までの距離を調べてみると2.6kmと出て来た。ならば追い抜かれることは無いだろうと思い坂を上った。同じ上りでも、山道の登りと道路の上りでは随分違うので。それでもこの上り、結構キツかった。 |
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しかし、苦労すると良いことがある。絶景に出会えた。 |
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おや?パンダだ。猿岩は見えなかったが、パンダ岩に出会えた。 |
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上野動物園で生まれたパンダの名前を公募しているそうだ。岩岩で応募してみようか。読みは、カンカン・ランランに因んだガンガンではなく、拼音yanyanのイエンイエンね。 |
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暫く歩いてトンネルまで来た。このトンネルが不安材料だったのだが、黒龍潭4kmの看板に愕然とした。 帰宅してから改めて距離を調べると、京都第一瀑から黒龍潭までは5kmと出て来た。最初からこれが出て来ていたら諦めていただろう。 |
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さあトンネルだ。このトンネル、電気が一切ない。歩道も無いから車が来ると、とても恐ろしい。思わず手を振って存在をアピール。ここが私の天門山だ。 |
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トンネルを出ると、たくさん蜂箱が並んでいた。蜜蜂ブンブンで恐ろしい。 |
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そして、更に素晴らしい風景が出て来た! |
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密雲水庫に繋がる白河。白河には橋の奥で右から黒龍潭が合流。 |
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白河の対岸にも長城。 |
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11:25 やられた!黒龍潭に着く前にバスが私を追い抜いて行った。次のバスは、、、お〜、13:20発だ。こりゃ参った。 |
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時間はタップリある(出来てしまった)。もっと歩いて風景を楽しもう。 |
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アーチ橋の奥が黒龍潭。アーチ橋を渡って左に真っ直ぐ行くと近道だが、落石で通行止めだった。徒歩には辛い。 |
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白河も雨で川幅が広く流れが速い。 |
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対岸の長城は、鹿皮關長城と言うことが分かった。これも徒歩ならでは。言われてみれば、直ぐ上に鹿がいるわ。 |
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白河大橋から黒龍潭方面。目を引くのはやはり延々と続く長城。 |
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白河大橋から密雲水庫方面。直ぐ先で水の色が変わっていた。 |
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往路で朽ち果てつつある長城の姿が気になった。やはり朽ち果てそうだ。全部整備するのは相当大変な作業だろうからな。 |
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商店が出て来たのでピットイン。ところが、店員を呼んでも声が返って来るだけで出て来ない。諦めてビールを冷蔵庫に返して店を離れたらやっと出て来たので戻って購入。3元。良く冷えていた。しかし、これも薄く、殆ど泡が出ない。水代わりだからこれで十分。 |
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12:42 結局2時間歩き続け、石城鎮人民政府でバスを待った。ここまで来ると、密63の他に密60と密67に乗れる。しかし、乗ったのは密63だった。次の密63は13:20発だったが随分早く来た。地図アプリの時刻表を信じていたが、それだけではないようだ。 ここには、その名が示す石の城があったと台座に書いてあった。どこだろう? |
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13:33 終点の密雲大劇院で密63を下車し、密雲鼓楼から980快で東直門へ帰った。 夕飯も含め、本日の歩行距離は18.5km、25,528歩。上った階数なし??予想外に活動した一日だった。そして、面白い一日だった。 |