トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #34
【旅日記】
2017.10.21(土) 紅葉の名所、香山
7:20 出発。ビザ更新のため、パスポートが手元に無い。おまけに、十九大で世間は警備が厳しい。と言って引き籠るのも面白くない。長距離バスや地方への遠征は不安なのでパスし、この先一ヶ月の間には必ず行こうと思っていた香山公園を目的地にした。 東直門内から635路に乗車し、鉄獅子坟で331路に乗り換え。普段は月-金朝に出張っている黄装束のボランティアが、どのバス停にも今日は一日中いたようだ。これも十九大の影響。 |
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331路は本数が少ない様で、鉄獅子坟で10分ほど待った。始発に近かったので座って行けたが、五道口辺りから徐々に混み始め、頤和園北門からは超満員。 |
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北五環路の出口との合流からは大渋滞で前に進まない。すると、「降りたいからドアを開けろ」と騒ぐヤツが大勢い出て来る。毎度のことだが五月蠅くてかなわん。 |
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9:25 香山へ到着。1時間半も掛かった。20年前に自転車で来たことがある。急坂は無かったが、ずっと上り坂で苦しかったことを思い出した。時間は掛かったが、座っているだけで着いたのだから有難いと思わねば。 ここから先は食べ物屋とお土産屋が続く。 |
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9:38 香山公園入口へ到着。同じく紅葉を求める人達で大賑わい。 |
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門票10元を購入。售票処で、門票とお釣りの90元を投げつけられた!ふっふっふ。未だ生き残っていたんだね。どうせなら、友諠商店でやっていた、洗濯バサミに伝票とお釣り挟んで針金の上をビュッと投げるヤツもやって欲しい。 |
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もみじの王冠が山になっていた。10元/個。こんなものが売れるのか?と思っていたら、大人気でビックリ。 |
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最初に出て来た地図。目的地は、紅葉が一番美しいと言う「香炉峰」。一番上の地点。リフトもある。そこまでは見たが、右側に書かれた距離を見過ごした。暫く上ってから、「え〜、あと1,600mもあるの」と、驚く羽目に。 改めて見ると、售票処のあった東門から香炉峰までは2,300m。 |
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早速上り坂だ。最初は綺麗に整備され歩き易かった。しかし、傾斜はキツイ。 |
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直ぐに階段が現れた。ご丁寧に、30分登ったら5分から10分休憩せよと書いてある。一体どれだけ登るの? |
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玉華寺。所々にお寺がある。 |
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少し色付いて来た。 |
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リスが応援に現れた。 |
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10:22 広場に出た。そろそろかと思ったら、何と、ここから600段! |
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靄で見えないが、随分登った。 |
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リフトで行くべきだったか? |
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頂上が見えた!しかし、まだ登らなければならない。頑張ろう! |
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晴れていたら良かったな〜。 |
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11:11 頂上だ!「みんな頑張ったな〜」と思ったが、冷静に考えると何割かはリフト組に違いない。な〜んだ。 |
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紅葉よりも上り切った達成感、いや、もう登らなくても良いと言う安堵が一番だった。 |
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証拠に一枚。滞在10分で下山。 |
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こんなに厳しい山だったかな? |
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もう少しすると、山全体が色付く筈だ。その時にまた来よう、、、とは思わないな〜。今年はこれで十分。堪能した。 |
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行きに頂上が見えた所まで戻って来た。ここには土産物と食べ物屋が並んでいる。ベストポジションに間違いない。 |
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この巨大羊肉串など、そそられる、そそられる。しかし素通り。 |
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香山寺に寄ってみた。しかし、工事で立ち入ることが出来ない。南側のブロックは、どこも工事中で立ち入れない。 |
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12:39 東門前。朝の倍ほどに膨れ上がっているかも。早く来て良かった。 |
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帰り道の屋台。真ん中の串、鶉の卵。フライにするのだが、美味そうなこと。しかし、ここでも手が出ず。 |
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12:57 朝バスを降りた所に行ったが、バス停が見つからない。漸く見つけたら、長蛇の列だった。しかし、連結バスのキャパシティーは大きく、最初の1台に滑り込みセーフだった。従い、席は無い。頤和園北門まで立つことになった。 |
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帰りも大渋滞。右からも左からも割り込みの連続。体の大きな連結バスは中々進んで行かない。おまけに、小競り合いで接触する者も現れ、事故現場保存が渋滞に輪を掛ける。やれやれ、またも1時間半。 |
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朝は気付かなかったが、街の中も随分色付いているじゃないですか。 本日は歩行距離16km、22,054歩。上った階数104階!上ったな〜、クタクタだ。 |