トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2019.10.13

 

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▼北京一卡通編 #6212

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【旅日記】

2018.4.22(日)  またも幻、響水湖長城自然風景区

5:50 アパートを出発。先月、雪によって行けなかった響水湖長城自然風景区へ、満を持して向った。昨日は、平谷桃花海へリベンジに行った。今週はリベンジの週。

 

東直門バスターミナルから916快に乗車。懐柔北大街でH23路に乗り換え。ここまでは極めて順調。しかし、H23路が途中から正規ルートを外れ、H34路のルートを走り始めた。ダッシュボードの行先パネルには響水湖と出ていたので、余裕を持って初めての景色を楽しんだ。

7:50 終点の響水湖路口に到着。雪の日に下車した、一つ先の洞台から改めて出発しようと思っていたが、元々計画していた響水湖路口からの徒歩になった。もう一つ、H34路のルートを走ったので、もしかしたら響水湖まで行くかもと少し期待していたが、見事に裏切られた。

前回は気付かなかったが、目の前に長城が見えた。

昨日の雨は上がったが、曇り空。空気が澄んでいたのが救い。

8:13 前からH34路が走って来た。何本も走っているのか?帰りの事を考え、気になる。

あと1.5km。事前調査の結果よりも随分近いような気がする。

H34路のバス停があった。この路線は4/日、さっきのバスは8:00の始発だった。本数は少ないが、時間通り運航している様なので安心感あり。それほど長居するつもりはないが、遅くなったら11:45にのろうと決めた。

おや?左右どちらも響水湖長城景区。どっちに行くべきか?良く見ると、右の下りの道は通行止めになっている様なので左の上りを選択。これで正解だった。

レトロな民家。石を土で固めた壁の家が、この辺りには幾つも建っていた。

長城が迫って来た。ワクワクする。しかし、登ろうとは思わないな〜。

宿や食堂がポツポツあったが、ガツガツ商売している風ではなく、時間がゆっくり流れているようだった。

8:40 售票処が見えてきた。早く着いて良かった。

湖と長城がある事は分かっているが、他に何があるのかチェック。そして、售票処へ。

 

入場料43元。高いと思いながら43元渡したら、「小費10元。合わせて53元」と言われ、カチンと来て43元を財布に戻し、入るのを止めた。

 

またも幻、、、

300mほど戻った所に、連雲嶺民族旅遊村の入口がある。急な坂の向こうに長城が見える。响水湖が上から見えるかも知れない。時間はタップリあるので、ここに入ってみた。

急な坂を上り切ると村があった。そして、長城に近づいた。

しかし、道が無くなった、、、

畦道を通り林を抜けると絶景が広がっていた。しかし、響水湖は見えない。

おやおや?畦道が続いている。もしかすると、售票処の先に出るかも。

どんどん下り車道に出た。きっと售票処の先だ。突破しようとして来た訳ではないので堂々と進んだ。

さっきとは違う場所の長城が見えて来た。中腹に見える穴は?

カーブを越えると、長城の急峻な姿が迫って来た。良くあんな所に作ったものだ。

ダムが見えた。あの向こうが響水湖だろう。

磨石口長城入口。警備員の背後に「検票処」の看板。ややこしい事に成らない様、ここはスルー。

磨石口長城へは、ダムの上を通って行く。

 

この長城は1404年に建築を始め、「双関子」と呼ばれていた。

反対側。どちらも険しい。

ダムの先の響水湖は、、、干上がっていた!やっぱり幻!

それでも、養生大峡谷の方から水の流れが聞こえた。

かわいい滝が現れた。先が楽しみ。

所々に堰きを作り、流れを絞っていた。

ここでも花が綺麗に咲いていた。

道標が沢山あった。どこへ行くか思案し、先ず馿鞍嶺長城へ行くことにした。

先は、かなり険しいが。

グングン高度が上がる。

迎客松に迎えられた。

遥か上に見えた長城が近づいて来た。今日は登るつもりは無かったのだが。

あと少し。しかし、しんどい。

お〜、崩れている!

9:51 到着。しかし、風が強く吹き飛ばされそうで怖い。

左は連雲嶺長城や駐車場まで行けると書いた看板があったが、崩れていいて足元が悪い上に、この風ではとても歩けない。安全第一。

右は進入禁止。

道標まで下り、伝説の龍王廟へ行ってみた。若い男子が入れ代わり立ち代わりお参りしていた。伝説と関係があるのか?

馿鞍嶺長城から行ける駐車場とは、ここ?最後が崩れて行き止まりだけど。

售票処から約200mの地点。上の村から繋がっている畦道はここから約100m、售票処から約300mの地点に繋がっていた。

10:46 帰りは堂々と售票処の横を通過。

露店商のおばちゃんが増えていた。そして観光バス。メジャー所は混んでいるから選んでいるのだろうか?

11:26 響水湖路口に到着。少し前にH34路とすれ違った。11:45に乗ると決めて、もっと見て回れば良かったか。

11:51 H23路とH34路のどちらか先に来た方に乗るつもりで待っていたら、H23路が先に来た。

帰りのバスはH23路の正規ルートを走った。H34路のルートに変わっていたら慕田峪長城行きが不便になるが、その心配は無かった。但し、ルートを外すバスもあるので要注意。

 

本日の歩行距離20.9km30,518歩。上った階数68階。湖に行って湖を見ず。しかし、長城の素晴らしい景色を堪能し満足、満足。少々怖かったが。

 

▼後日記−響水湖長城から九眼楼長城へ

19.6.22(土) 晴

 

6:30 河北省の清東陵を目的地にアパートを出発。東直門バスターミナルへ行ってみると、852路大站快車には既に長蛇の列。7:00の始発に乗らなければ、次のバスに間に合わないのは必至。並ぶまでも無く諦め、マクドナルドへ。朝マックをテイクアウトし、916快へ乗り込んだ。目的地は響水湖。そして、響水湖から九眼楼を眺めること。

8:11 于家園に到着。最短コースは懐柔北大街でH23路に乗り換えだが、経験に基づく作戦から一つ先の楊家園で916快を下車し徒歩で于家園に来た。于家園のバス停は工事が終り、柵が出来た。どう見ても改悪。

8:21 H23路がほぼ定刻に到着。突然の目的地変更だったので発車時刻を調べて来なかったが、たったの10分待ちで乗れるとはラッキー。

 

H23路の場合は、最寄バス停の響水湖路口から響水湖まで徒歩4km。あと40待つと、響水湖の中まで行くH34路が発車する様だが、徒歩を選択。

少し空席を残して于家園を発車したが、懐柔北大街の手前で既に満席。懐柔北大街で乗り換えても、乗るのは同じこのバス。そして、恐らく慕田峪まで立ち乗り。

 

良い作戦だったと自己満足!

街路樹が懐かしい雰囲気の懐黄公路を北西方向へ進む。

 

一番前に座ったので見晴らしが良い。

8:51 水道橋が現れた。慕田峪長城だ。

9:14 響水湖路口へ到着。ここで降りたのは3人。2人は親戚か友人が迎えに来ていた。

 

一度歩いているので感動は薄いが心配も無い。

早速、目の前に長城が現れた。空の霞みよ飛んでくれ!

 

観光バスやマイカーは時折り走って来たが、慕田峪とは比べものにならない。H2330分間隔で走っているが徒歩4km、響水湖まで行くH345/日で、しかもマイクロバス、H712/日なので路線バスで来る人は少ない。

結果、観光客が少なく、ゆっくり出来るとても良い所。

何度見ても感動する。

 

先週、雨の金山嶺で長城が見えなかったからではない。

栗が育っていた。

 

辺り一面、栗、栗、栗。いったいどれくらい獲れるのだろう?

9:53 連雲嶺民族旅遊村入口へ到着。今回もここから急坂路を上った。

 

ここまでもずっと上り坂だったが、この坂は恐ろしく勾配がキツイ。

とうもろこしも大きく育っていた。

一年前と全く同じ。前回来たのが、つい昨日の事の様。

この獣道も。

畦道も。

そして、同じく售票処をショートカット。

「双関子」が見えた。素晴らしい。

改めて見ると、この磨石口長城の城郭は非常に立派。

恐ろしく急勾配。良く造ったな〜。

 

10:27 H34路バス停を通過。ここまでバスで来れば楽チン。川底下村の様に售票処で降ろされ、チケットを買わされるのだろうか?

 

それよりも、9:00に于家園を発車していたらどこかで姿を見る筈だが、後にも先にも目にしなかった。本当に走っているのか?11:45発のバスで帰りたいが、心配。

前回はここを左に進み長城に登った。今回は直進し、九眼楼長城を目指した。

 

この一団は、、、

貸衣装が有るとは恐るべし。

長城から見た景色は本当に素晴らしかったが、今回はパス。

いるいる。

山奥へ進む。

珍しく水量豊富な滝に出会った。

正面に見張り台が見えた。九眼楼か?形が似ている。

フルズームで撮影し、窓の数を数えた。

 

残念、窓は5つ。アレでは無い。

 

地図アプリで確認すると、方向がほぼ180°違っていた。太陽が真上に近いことや日陰を選んで歩いていて方向は全く気にしていなかった。こうやって道に迷うのだろうか?危ないな。

11:00 庄戸村へ到着。

H34路の折り返し地点を発見。ここから乗ることにし、先へ進んだ。

民宿が数軒あり、モダンな雰囲気。

村の出口に看板があった。

オ〜間違いなく九眼楼へ繋がっている。

 

しかし、この看板にも距離や時間を示すものが無い。

長城の表示はあるが、未開発で登城禁止。

通り過ぎて振り返ると、急な坂の上に長城が見えた。登る気にはならないな〜。

進めど進めど九眼楼長城は現れない。

 

上りが続くこの道、オヤジの電動自転車が羨ましい。

「母子石」通過。

11:21 地図アプリによると、九眼楼長城は正面の約1km先。このまま前進しても、直ぐに見えるとは思えない。11:45発のバスは捨てられない。残念だが、今回はここまでにした。

 

庄戸村の出口で見た看板によると、二股を左へ進む事になっていた。ここまで、それらしい所は無かった。気が遠くなる。

Uターンし、小走りに坂を下った。

バス停の200mほど手前でバスの姿が見えた。

 

嬉しい反面、発車されては悔やんでも悔やみきれないのでスピードアップ。

11:32 良かった。乗れた。

 

置いて行かれる心配をしたが、11:45まで待機し定刻に発車した。

 

このバスは于家園10:30発の折り返し。10:30は走っている。やっぱり9:00は怪しい。

バス停は無いが、庄戸村の入口で停車。すると、オバちゃんが果物を沢山持って乗り込んで来た。そして、一部を運転手に渡す。共存共栄。

赤腕章の一団に再び遭遇。先頭の赤旗に続く小姐は、何と銃を抱えていた!笑える。

12:30 懐柔北大街へ到着。H34路がそうなのか、あの運転手だからか分からないが、飛ばす。H23路とはルートが違い、距離も短いのでより早い。

 

10:30発は響水湖へ11:10頃到着する計算。それならば使える。

 

懐柔北大街には、これから慕田峪長城へ向うであろう白人がいた。度胸あるな〜。帰りの足が心配で私には無理。

懐柔北大街から乗った916快を西河で下車し、419路へ乗り換え金台路口南で下車。欧記麻辣燙で遅い昼食。土曜日は2週連続。それに加え、水、金。ハマりまくっている。昨夜は店の中が煩くミスが起き、尖椒肉絲飯が魚香肉絲飯に変身。それもあり、連チャン。尖椒肉絲飯、ピリ辛ゴマダレ冷やし中華風の涼面に、喉が渇きビール2本。よりによってご飯が大盛りで、美味かったが食べ切れず。結局夕飯兼用になった。〆て40元。

 

本日の歩行距離11.8km18,680歩。上った階数29階。階段の記憶はないが、今日は上っていた。気温が30℃を越えていると、これだけでも随分疲れた。九眼楼長城を目にすることが出来なかったことは残念。次は、H34路を使い、体力を温存してチャレンジしよう。

 

▼後日記−麓で入場券チェックが始まった!

19.10.3(木) 晴

8:00 アパートを出発。車と事故が多く、大渋滞。懐柔北大街まで、いつもの倍の2時間。予定外のH34路に乗り換え。これが超満員で立ちっ放し。

馬方台で下車。

急坂路を上った褒美か?連雲嶺民俗旅遊村で村人からとれたてトマトを貰う。

11:54 栗林を抜け、入場料免除で響水湖長城へ。

馬方台で下車したバスが折り返して戻って来た。響水湖路口から馬方台まで3.5km、標準時間47分の上り坂徒歩をセーブでき感謝。

目指す響水湖長城は急峻な山。

ダム向こうの立派な楼閣は磨石口関長城。

何と!麓で入場券チェックが始まった!

今回は登るつもりで来たが、調子が狂った。

一気に力が抜け、登城断念!

麓の食堂で昼食。素朴な肉餅がやけに美味しかった。

この後、動態布袋にも遭遇。

入場料は43元。免除の仕組みを知らなかったら、どちらかの長城には登っていただろうが、、、

門から長城までのカート。片道10元。響水湖路口まで行ってくれや!

中央美術学院の生徒達が写生。楽しそう。

長城を背に響水湖路口まで4.9km、延々と下った。

14:33響水湖路口バス停へ到着。

H23路が中々来ない。ライバルが徐々に増えて来た。

15:04 やっと来た。ジジババ達は待ち切れず、通過車両に群がる。しかし、もう一区先が終点なので乗せて貰えず戻って来た・

その後、短い間隔で数台擦れ違った所を見ると、どこかでトラブルが起きていた様子。

本日の歩行距離13.1km22,215歩。上った階数8階。少々霞が掛かっていたが、風は無く絶好の登城日和だっただけに残念。連休中のバス移動は難儀。





 

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