トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2018.9.2

 

ホーム    テーブル    マップ    カレンダー    北京    番外編

 

▼北京一卡通編 #671

旅メモへ戻る

【旅日記】

2018.5.20(日)  偶然見つけた西周燕都遺址博物館

7:45 アパートを出発。目的地はインターネットで偶然見つけた房山区の西周燕都遺址博物館。昨日上海から帰り、休みが1日なので軽目にした。

 

8:35 東直門内から106路に乗車し北緯路で下車。徒歩で天橋汽車まで戻り、835快に乗り換え。多くの路線のバス停がある北緯路から奥まった所にバス停があり、少々分かり辛かったが無事に発見。

10:03 商周遺址へ到着。ここからは徒歩1.5km。道を渡り左方向へ進めば良い筈。

道路(G107)の反対側に標識の背面が見えたので前に回り込んで確認すると、間違いなかった。

地図アプリでも確認し、村の中へ向った。この辺りの地形は真っ平ら。敵がいなければ暮らし易いのは間違いなし。

 

帰りの事だが、更に脇道から真っ赤なフェラーリが出て来た。こんな所にも大金持ちがいるのか?

10:22 道なりに進むと博物館らしき建物が見えた。

10:24 バス停前に標識が有ったのを最後に、ここまで何の看板も無く少々ヤキモキしたが無事到着。

 

ここは、西周初年燕国最初の都城所在地。周囲に土の城壁が所々残り、3000年以上前の燕国達人の文化が窺い知れる。

 

マイナーな所らしく、参観者は疎ら。偶然見つかって良かった。

立派な博物館だが、パスポートを見せれば無料で入場できる。

改装工事中で1階の一部と2階は参観できず。

展示は西周諸侯国分封形勢図から始まる。そして、VTRでレクチャーを受け、いよいよ参観。

青銅器、玉器、漆器、陶器などが多数出土していた。

燕都居民。良い笑顔。

墓の発掘を紹介するパネルと発掘跡。ガラスの下を覗き込むと、、、

お〜

簋(gui)。東直門の簋街入口に大型のものが据えられているアレだ。

立派なものが出土している。他の博物館等へ貸し出している物も多数あった。

馬車が、

そのままの形で葬られていた。

壁に掛けられた絵が物語っているように、馬車は非常に大事な物であり、

愛用していた人が亡くなると、一緒に葬られた。

 

歴史に無知な私でも十分楽しむことができたが、知識があると格別だろう。

 

11:33 参観を終え外に出ると、心配していた雨が降り始めていた。傘は持っていないが、小雨なので博物館を後にしたが、寒い!

12:03 G107に戻って来た。もう一カ所、バスで2区先の店清真(イスラム寺院)へ行きたかったが、雨が降り続いているので今回は断念。

 

12:10 「長陽高速」のサインをダッシュボードに置いた835路が来た。「高速」なので、朝と同じ835快と思い乗ったが、835快なら右折して高速道路に乗る所を左折した。残念、違っていた。渋滞もあり、朝よりも約1時間余分に掛かったが、違う風景が見れて良かった。と、言うことにしておこう。

遅い昼食を「すき家のすき焼き」に決め、六里橋東で835路を下車。六里橋北まで歩き、300快に乗り換え。15:05、漸くすき家に着いたのだが、すき焼きがメニューから消えていた!冬期限定だったのでいつかは消えると思っていたが、4月末に行った時にはあった。あの時は「タレが無い」と言われ食べられなかった。復活は10月頃か?

 

本日の歩行距離8.8km14,347歩。上った階数6階。雨が降らなければ、もう少し頑張れたのだが。

 

▼後日記−中国三大モスクの一つ、店清真寺へ

18.9.2(日) 雨のち曇り

 

7:45 野三坡風景区行き917路旅遊専線バス乗り場の下見を兼ねて、行きそびれていた店清真寺へ向った。

 

9:56 天橋から乗った835快が店村の中心へ入った。前に見たモスクが見えた。ほぼ同時に花火がドンパチ始まり、辺りが煙で包まれた。まるで戦闘が起きている様だった。

10:00 路南口で下車。目の前に店清真寺が見える。大きい。

ゲートに警備員がいた。しかし、何事も無く通過。警備しているのか、していないのか?

 

それにしても人が少ない。

久し振りに生きた蝸牛を見た。

デカイ!

 

天気予報は、曇り→晴れ。『青い空と白い大理石のモスク!』が期待値だったので残念。

1713年に建築が始まったと言うから、300年以上の歴史。

 

今のモスクは2013年に完成したもの。中国では三大モスクの一つ。カシュガルのエイティガール寺院や西安の清真大寺ほどのインパクトは無いが、美しい寺院だった。

服装ほか、入るには厳しい規則がある。帽子が無いなぁ〜。

素晴らしい。中が見てみたい。

 

警備小屋にもゲートにも誰もいない。入ってみるか。

2つの望月楼と2階建ての礼拝堂。

この礼拝堂では、一度に1,500人がお祈りできる。

一回りして外に出たら、警備小屋に警備員がいた。さてどうなるか?

 

案の定、小屋から出て来て声を掛けられたが、知らん振りして外に出た。諦め良く、振り向いた時には小屋に戻っていた。

 

ここに紅い旗か、、、

折角なのでイスラム料理を食べようと入って見たら、

肉屋だった。

 

他にも材料を売っている店が多かった。外食よりも自宅で食べる文化。

やっと出会った回族の人々。路地からぞろぞろ出て来た。

数少ない食堂。ここで蘭州拉面でも食べようかと思いカメラを向けたら「写真は撮るな!」と言われ、食べる気がぶっ飛んだ。

朝のモスクに近付いた。

いやいや、レストランだった!

 

花火の理由は結婚披露宴。

これだけ打ち上げれば煙に包まれるのも当然。

これなんぞ80連発!

こんな田舎の村にもランボルギーニ。汚れ具合から、オーナーは土着?

 

そう言えば、今朝のバスにはマクドナルドへ行くと思しき白人が、チョイ乗りして来た。色んな人が住んでいる様子。

村の中心では派手な看板が目に付く。

立派な村政府。

 

店清真寺の中を見学できたのは本当にラッキーだった。村の中は、もっと新疆っぽい所を想像していた。気軽に入れる食堂に出会えなかったことが残念。



 

TOPに戻る
TOP