トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #36
【旅日記】
2017.10.28(土) 外国人に優しい雲蒙山?
今週は26(木)9:30発の飛行機で上海へ行った。アパートを出発した7:30、外は真っ白。心配しつつ空港へ行ったが、時間通りに搭乗開始。しかし、乗ってから動かない!結局1時間15分遅れた。昨夜帰って来た時も少し靄が掛かっていた。ドライバーに明日はどうか聞いたら、「風が吹くから良くなる」との答えだった。 6:00起床。外は未だ暗い。明るくなるにつれ風景がクリアになって来た。山影が見えるまでにはならなかったが、故宮や景山公園はバッチリ見える。真っ白なら安息日にしようと思っていたが、これなら大丈夫。 |
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8:30 出発。東京モーターショーのTV番組を見ていて遅くなった。本日の目的地は、密雲区の雲蒙山国家森林公園。先週に続き紅葉が目当て。 外に出ると、空気が澄んでいた。風が強い。靄を吹き飛ばしてくれたのは嬉しいが、少々寒い。 |
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出発が遅かったからか、目指す916快に長蛇の列。幸先悪し。 |
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そして、京承高速では往復とも大渋滞。さすが、世界で一番自動車が売れている国。 |
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懐柔汽車站で862路に乗り換え。3区先の于家園でH11路に乗り換え。 10:30 于家園でトイレに行こうとしていたらバスが来た。15分も待てば次のバスが来そうだが、既に随分遅くなっているのでトイレは止めてバスに乗った。 十九大が終わり、世間の空気も元に戻ったように感じる。 |
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北方だからか、一週間経ったからか、先週よりも随分紅葉が進んでいた。 |
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11:37 劉家店で下車。3,333mのトンネルを出た所がバス停だった。目指す雲蒙山国家森林公園は、ここから徒歩2.2km。ずっと上り坂。 |
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歩道が無いので、跳ね飛ばされないように注意しながら車道の脇を歩く。 |
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秋を通り越して、もう冬景色のようだ。 雲蒙山は「小黄山」と言われているそうだ。あの辛かった黄山、ここも厳しいのか? |
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近付いて来た。あと一息。 |
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12:00 到着。観光バスが数台停まっていたが、個人客は疎らだった。国家森林公園と言っても人気は今一つ。 |
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大きなカボチャに瓢箪や胡桃。他にも地元の農民が幾つか露店を出していた。 宿や食事の客引きもいたが、客の数が少ないので苦戦しているようだった。 |
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このまま公園に入れるのか? |
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いやいや、直ぐに售票処が現れた。門票は35元。へぇ〜。 |
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先ずは隣にあったルートマップをチェック。面白いことに、英語、ハングル、更に日本語も併記されていた。 気になるポイントが幾つかあったが、どれだけ時間が掛かるか分からないので今回はここまでにした。暖かくなったら、また来よう。 |
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12:10 入口まで戻った。ここで一つ思案。 ここまでは、右の道を上って来た。正面の看板は、左が懐柔城区になっている。しかし、左はまた上り。 さて、どうするか? |
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これはやっぱり左でしょう! 懐柔城区まで32km、北京城区までは83km。で、バス停までは?道端の距離ポストからすると、4kmぐらいかな? |
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崖側を歩いていたら、目の前に落石が現れた。当たったら一溜まりもない。恐ろしくなり谷側を歩くことにした。 |
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12:19 「瑠璃廟鎮」の石碑。ここがピークだった。 |
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こんな看板が今も残っているとは驚き。 |
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遠くの谷底に見える村まで歩くのか? |
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単車で来たら楽しいだろう。ウズウズする。 |
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遠くの山に面白い岩が見えた。 |
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クレヨンしんちゃんを連想しない?しかし、良くこんな形で乗っかっているな〜。 |
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お〜ヘアピンの連続。勾配もキツイ。下りで良かった〜。 |
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トンネルは色々な意味で恐ろしい。 |
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しっかり色付いていた。 |
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この山は全体に。 |
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左へ行くと、天池峡谷。バスから看板が見えたので気になっていた。 |
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ちょっと覗いてみようかと思ったが、ゲートが閉まっていた。大きな看板も塗りつぶされていた。このゲートはもう使っていないのだろう。北門と書いてあった。メインゲートが別にあるようだ。 |
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13:04 トンネルの入り口が見えた。そうか、この道はトンネルが出来る前の旧道だ。それを端から端まで歩いたのだ。そりゃ遠い訳だ。トンネルが3,333mだったのだから。 |
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天池峡谷のメインゲートがあった。しかし、ここもクローズ。止めちゃったのかな?クルマで来た観光客はガッカリしてUターンしていた。 |
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国道G111に出た。目の前にバス停があった。バス停に行ってみたが、クルマがビュンビュン走る側道で待つのは恐ろしい。次のバス停が観光スポットの幽谷神譚であることが分かったので歩いて行ってみることにした。 |
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国道だが歩道は無い。ここを人が歩くことは殆ど無いのだろう。 |
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13:16 幽谷神譚へ到着。国道沿いだからか、雲蒙山よりも個人客が多い。 |
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と言っても、閑散。 |
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門票40元。ほぇ〜。 |
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ここはどんな景色なのだろう? |
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瓢箪に十二支が書いてあった。 |
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ここでも直ぐにバス停を見つけられた。風が強い。気温9℃だが、寒い。風が目に滲み、涙が出る。バスよ早く来い! 来た!嬉しさも束の間、素通りされた。行き先看板によると、北京市内の望京行き。きっと、数カ所しか止まらないのだろ。あれに乗れたら楽チンだったのだが。 |
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帰りもH11路で長城と紅葉を眺めて来た。 |
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いつもの通りラーメン荘に寄り、二郎ラーメンを堪能。しかし、ここからの帰りは、いつもと違い歩くことにした。目的は三里屯の銀杏並木。今年も鮮やかな黄色の街並みに変身していた。今日は朝から晩まで紅葉づくしだった。 本日の歩行距離15.4km、21,942歩。上った階数25階。良く歩いた。 |