トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #120
【旅日記】
2019.9.13(金) 非営業だが入場できる鱗龍山自然風景区
7:20 夜半から降り始めた雨が朝方まで降り続き心配したが、道行く人が傘を閉じているのが見えたので出発。目的地は、懐柔区の鱗龍山自然風景区。 東直門バスターミナルから916快に乗車。今日は十五夜。旧暦で動く中国では、中秋節の祝日。我が社も休みになった。世間は、中身は月餅であろう大きな荷物を持ってバスに乗り込む人が多い。 |
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参った!3連休の初日で、高速道路が大渋滞!いつも1時間ほどで到着する南華園三区まで2時間掛かった。考えてみれば、昨夜の北京市内では連休前夜に起きる大渋滞がご多分に漏れず発生し、たった6kmの移動に1時間以上掛かった。連休の高速道路の大渋滞も、これまでに何度も経験しているのだが、いつも忘れて計画を立ててしまう。 9:52 乗り換えのH14路が南華園四区に来た。予定から、ちょうど1時間遅れで乗ったが、ダッシュボードに「二道関区間」のプレート。下車予定の鱗龍山は、二道関の2区先。またも予定外が発生し、2区間歩くことになるのか?心配。 |
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既に満員で、25分ほど立ち乗り。 渋滞で気が滅入り、立ち乗りで草臥れ、座れば手にぶら下げた荷物を容赦無くぶつけられ、目的地の手前で降ろされないか心配で、段々気分が悪くなって来た。 |
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長城が目の前に迫って来た。 |
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11:06 黄花城長城。登るなら、ここが良いかも。 |
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11:16 鱗龍山で下車。良かった〜。仮に、二道関で降ろされても、然程距離は無かったのだが。 おやおや?人気無し。看板ボロボロ。大丈夫かいな? |
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售票処や検票処があるが、誰もいない。けれど、門は開いている。どないなっとるんや? まぁ入ってみよう。 早速上り坂。“鱗”は正面の岩山から名付けたもの? |
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辺り一面、栗、栗、栗! 実が顔を覗かせているものもチラホラ。 小粒。街で見掛ける栗と同じ様なサイズ。 |
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風景区としては営業していなくても、門を開放しなければならない理由はこれだ。 爺ちゃんが木に登り、竹竿で必死に突っついていた。 |
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自然石に彫刻。やるな〜。 天梯。どこに何が? 聖灵泉。枯れていた。 |
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観光客はおろか、農民もいなくなった。 自然風景区と言うことは頷ける。 |
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道を間違えないか心配になって来た所にマーカー発見。少々安堵。 “山鬼”を説明する山中唯一の看板。’97/5制。22年前は立派な観光地だったようだ。北京に住んでいたが、知らない。 |
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天棚。これは大きい! 天棚前には栗林の原野風景が広がっていた。 |
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天棚を見下ろす所まで上った。しかし、次から次へと険しい山が現れる。我慢し切れなくなりUターン。昨夜の雨で滑り易く、下りはより神経を使う。目の前に現れた鳳凰に無事を祈り下山。 本日の歩行距離9.8km、15,552歩。上った階数40階!距離は兎も角、良く登った。お蔭で膝が痛い。それにしても、高徳地図の♥評価3.4は甘過ぎるゾ! |